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若山曜子
取材記事② 読者にとってのハードルを探り、取り除く

おいしそうな出来上がり写真や素敵なスタイリングとの出会いが、手作りの入口だったという人は多いはず。
「スタイルから入るということを否定は出来ないですよね。味が良くても見た目が悪かったら、ほとんどの人が手を出さないと思う。本の装丁もそうだし、1個1個のラッピングもそうですけど、可愛くすることでちょっと目を惹いて…というところから考え始めることもあります。」

ある日のブログで、若山さんは本のセレクトショップについて自分の考えを綴った。外観・内装のおしゃれな書店に対し「本をファッションアイテムとしてしか扱わない書店しか生き残らない現代は、どうだ?」とするツイートを目にして、料理やお菓子の本が好きな若山さんは違和感を覚えたのだという。お店の雰囲気はお客さんの足を店内へ運ばせるためのひと工夫であり、"町の本屋さん"が減りつつある問題とは別に考えるべき。それが若山さんの意見だ。

「ただ、難しそうに見えたら買ってもらえません。手に取っていただけそうな、親しみが湧くようなニュアンスを入れないと。」

初心者にも親しみやすさ、作りやすさを直感させるレシピ。それを提供する側には幅広い知識と、柔軟に切り口を変えられる発想力が必要だ。お菓子や料理のプロは大勢いるが、他人に教えたり、レシピを易しく書いたりすることを得意とする人ばかりではない。



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