3/3(水)16:00まで
パン作りの基本「まるパン」と「ちぎりパン」
パン作りの基本の一つは「まるめ」です。
分割後のまるめ。そして成形の「まる成形」これがパン作りの基本になります。
あなどるなかれ、生地の扱い「まるめ」と「まる成形」が上手くできるようになると、これから先のパンの焼き上がりがより美味しく、ちょっと見栄えのいいものになります^^
慣れてきたら強く締めてまるめたり。軽くまるめたり。粉や生地の配合によって加減を変えていきます。
まずは基本を身に着ける事が大切!そして、この成形だけでもアレンジは色々。同生地の同じ分量で「ちぎりパン」やクープを入れたり、ハサミを使ったり。
アレンジしだいで色々な可愛いパンが焼けるんです♪
配合もとてもシンプル。
生地は優しく扱ってあげてくださいね♪(※写真はちぎりパンを含めて10個分で作ったものです。)
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
生地づくり~ベンチタイム
・強力粉、砂糖、パン酵母(イースト)をボ―ルに入れ、ゴムベラ、ホイッパー等でよく混ぜる。
・水に塩を入れ溶かしたものを入れ、粉気が無くなるまで混ぜる。
※外国産小麦を使用の場合はお水の量を調整して下さい。
・粉気が無くなったら生地を台にだし捏ねる。
・生地を手で押す、戻すを繰り返し、ドレッジも上手く使いながら捏ねていく。
・生地が繋がってきたら室温に戻したバターを入れる。
(※生地表面に余分なバターがなくなるまで生地に入れる。)
・バターが入ったら⑤以降の捏ね方に変える。
1.生地を縦におく。
2.手前から奥に生地を折りたたむ。
3.向きを90度変える。
4.更に手前から奥に生地を折りたたむ。
生地が滑らかになってきたら、若干生地を台に叩きつけるように、
この作業を手早く50回以上繰り返して生地を捏ねていく。
(※折りたたむ際、生地の表面が切れるようであれば強すぎですので、優しく扱ってください。)
<一次発酵>
・生地表面が滑らかにつるんとし、弾力の良い状態になったらボールに入れる。
・ラップやシャワーキャップをかぶせ一次発酵をとる。
・一次発酵後
(目安30℃前後60分)約2倍になるまで。
※発酵時間は季節と気温、生地温度等により変わります。
<分割/まるめ>
・台に打ち粉をし、6等分(約40g)に分割する
・表面が張るようにまるめる。
<ベンチタイム>
・生地が乾燥しない状態でベンチタイムを10分とる。※気温が低い季節はホイロまたはオーブンの発酵機能を使ってください。
成形
・台に軽く打ち粉をして手の平でつぶす。
・上下に半分に折る。
・更に左右に半分に折る。
・綺麗な面が表になるように生地表面が張るようにまるめる。
・お尻をとじ、とじ目が下にしてクッキングシートを敷いた天板に並べる。
(※ポイントは分割量を揃える事と、同じ力加減でまるめる事で不揃いが少なく平均的に生地がゆるみ、発酵します。)
・「ちぎりパン」にする場合はバター、ショートニング等を塗ったパイ皿やマンケ型(15cm)にとじ目を下にして並べる。(中央の生地は25gです。)
・ミニ食型も同様に油脂を塗り、40~50g×2個を入れる。
ホイロ~焼成
・ホイロ(二次発酵)を約2倍になるまでとる。
(※目安は35℃30分ですが、あくまで生地の発酵具合をみてください。)
・「ちぎりパン」も同様に発酵をとる。
・ミニ食型も同様です。(型から頭がでるくらいが目安になります。)
・生地に軽く霧吹きをして、茶こしで粉をふる。
200℃に予熱したオーブンで庫内温度190℃で13~15分焼く。
※お持ちのオーブンや季節によりオーブンの設定温度と庫内温度が異なる場合がありますので調整ください。
色々アレンジして楽しんでみてください♪
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