4/12(月)16:00まで
ふわふわほろり♡バナナと紅茶のパウンドケーキ
ベーキングパウダーも使わず、美味しくシンプルな材料で、この美しい焼き上がり、ふわふわしっとりほろりな食感を生み出します。
バナナをたっぷり使っても、生地がじっとり重たくならないのは、下処理をきちんとすることと、生地をきちんとつないでから、バナナを入れること。
生地も、基本のカトルカールの大事なポイントを抑えていれば、バターにしっかり空気を含ませ、その力だけでここまでふっくら持ち上がります。
焼きたてのふわほわ感、また、冷蔵庫で冷やして食べるとバナナの濃厚食感。
2つの食感を楽しめます♡
ぜひ両方の味や食感の違いも楽しんで頂きたいです‘٩꒰。•◡•。꒱۶’
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
下準備
【大切な下準備】※美味しく作るにはコレが大切です!
①バターは室温(20〜23度)にしておく。写真のように、1センチ厚に切り、ボウルに広げておくと、均一に温度が揃いやすい。部屋が寒くてバターが固いときは、レンジに10秒×1〜2回かけるか、オーブン発酵機能40度に10〜20分、様子を見ながら適温に持っていく。(決して液状に溶かさないように!この時点でサラサラトロトロマヨネーズ状だとちょい柔らかすぎ。温度を測るのが確実。)
②卵は、箸などでよーく溶いて、全体が均一な黄色でサラサラになるように溶いておく。(透明の卵白が全く見えない程度。泡立てる必要はない。)
バターと同様、室温にしておく。バターより少し温かいくらいが望ましい。(ただし、卵の割り置きは衛生的ではないので、割る前の卵を室温に置いて適温にしておく。)
それでも部屋が寒く温度が低い場合は、使う前に割って混ぜながらぬるい湯煎に当てて温度を上げるか、オーブン発酵機能35〜40度に10〜20分、様子を見ながら適温に持っていく。
生地を作る
まずは、計量と、上記にも書いてある下準備①②をしっかりする。
①バター、卵の温度の調温!
②全卵はサラサラに溶いておく!(できれば裏濾し)
計量は右のようにまとめる。
③薄力粉とアーモンドプードルは、合わせて計り、目の粗いざるで振るう。アーモンドプードルがふわふわ感とナッツの香ばしさやコクをプラスしてくれるが、用意できない場合は、薄力粉のみに置き換えて(粉を160gに)作ってもよい。食感や風味は少し変わります。冷蔵庫保管にて冷えた時の硬さも変わります。
④きび砂糖に、ティーバックの紅茶(またはお好みの紅茶葉をミルにかけて粉末にする)を合わせておく。きび砂糖がない場合は、上白糖でもよい。もしグラニュー糖や粉砂糖にする場合は、10g増やす。風味は少し変わるが、ちゃんと焼けます。
紅茶葉の存在が苦手な場合は、無しでもよいです。風味だけ入れたい場合は、紅茶パウダーを少し入れても良いです。
バナナの下処理をする。
★バナナは、1本は写真のような角切りにして、キッチンペーパーの上に乗せてレンジにかけ(30 秒×3〜4回)水分を少し抜いておく。
そのまま出しておき、自然に少し冷ます。
(ペーパーによっては冷める時くっついて剥がしにくいので、すぐに他の皿に移してもよい。)
(ペーパーに水分がにじみ、レンジ庫内も蒸気にみちるので、余計な水分が飛ぶのがわかる。焼けた時に生地の生焼けや、ベタベタじっとり重たいケーキになるのを防ぐ)
★もう一本は、後で焼く直前に輪切りにする。
①適温のバターをハンドミキサー低速で、均一なやわらかさにほぐす。少し空気を含ませるイメージ。
②きび砂糖と紅茶葉を①に入れ、(いきなりミキサーを使うと飛び散るので)少しゴムベラで馴染ませてから、ハンドミキサー中速で、しっかりバターに空気を含ませる感じで、白っぽくボリュームが出るまで立てる。
③よく溶いてサラサラの適温の全卵を、4〜5回に分けて入れ、ハンドミキサー低速で、その都度生地が乳化して生地が締まったような手応えを感じたら次を入れる。最初の3回くらいまでに多めに流し、最後の1〜2回は、少量で慎重にする。
(材料が適温でなかったり、乳化が甘く混ざり切っていないのにどんどん入れたり、必要以上に混ぜすぎると、バターと液体が完全に分離してしまいます。分離すると、仕上がりに影響がでるので、慎重にやりましょう。また、分量的に卵とバターが同割だと、分離しやすいので、初心者の方は、上記材料の卵150gの方で作ってください。)
④ 薄力粉とアーモンドプードルを粗いザルで振るって、③に混ぜます。ゴムベラを使い、ボウルを手前に回しながら、一定のテンポで底の中心を通ってボウルの外側へと、すくいまぜするような感じで混ぜていきます。(ぐるぐるしたり、練ったりしません。)
写真のように、粉が隠れた後、レンジで水切りした角切りバナナを入れ、均一でツヤが出るまで混ぜます。
紙を敷いた型に生地を入れる。(指定の型の場合、上記の分量で、1つの型に330g程度)
残しておいたもう1本のバナナは、1.5〜2センチ厚くらいに輪切りにして、平らにならした生地の上にバランス良く乗せ、写真のようにしっかり押し込む。
★バナナの上面と生地が同じ高さになるよう、押し込んでくださいね!
180度に予熱したオーブンで、天板(天板予熱無し)下段、180度40分焼く。
(※ご家庭のオーブンの特徴に合わせて温度や時間は加減してください。ウチは東芝の石窯オーブンです。同じ石窯オーブンでも、使用年数や型番により、クセもパワーも異なります。念のため、焼き上がりのいちばん盛り上がっているところに、竹串を指して、焼けているか確認してください。)
★焼けたら、型から取り出して、紙はつけたまま、横倒しにして、ケーキクーラーの上で冷まします。
熱が取れてから、紙を外して、召し上がってください♡
★バナナが入っているので、常温での保管はちょいと心配…。粗熱がとれてほんのりあったかいうちは、ふわっふわですので、それはそれでまず味わってみてください(*´∇`*)
作って頂けたら、コメントもお気軽に♪
このレシピの材料
数量:cotta 小嶋ルミ先生監修のパウンド型 上部14×8、下部12×6.5、高さ6センチのパウンド型 (2台分)
使用する道具
「ふわふわほろり♡バナナと紅茶のパウンドケーキ」*kerorinkerorin*
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