今でこそ航続距離が延びたので、どこでもひとっ飛びですが、当時はニューヨークに行くにもハワイに泊まってサンフランシスコに泊まって、ようやく到着というペース。
日本を出てから20日間のフライトもありました。
時差があったり、仕事も重労働でしたが、お陰でいろいろな土地に泊まっていろいろな食事をいただくことができました。
今振り返ってみると貴重な経験をした良い時代でしたね。今とても役立っています」
加藤先生が世界を飛び回っていたのは、ちょうどジャンボジェットが就航した頃。JALパックやハワイに新婚旅行に行くカップルが増えていた。
機内食はエコノミーでも陶器で出され、ファーストクラスではお釜があって、
なんと炊きたてのご飯が出されていたそうだ。