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辻口博啓
取材記事① 少年時代からの夢を実現した「モンサンクレール」
石川県七尾市の和菓子店三代目として生まれ育った辻口博啓さんが、洋菓子に魅了されたのは、小学校3年生の時、誕生日パーティに招かれた友人宅でのことだった。
日ごろ、生家のまんじゅうや大福に親しみ、ケーキといえばバタークリーム仕立てのものしか口にしたことがなかった辻口少年が、そこで初めて、生クリームをたっぷりまとったいちごのショートケーキを体験する。

「口の中で、スッと溶けたんですね。神々の食べものといってもおかしくない……というのは大人になってつくった言葉ですが(笑)。
世の中にはこんなにも美味しいものが存在するのか、うちの和菓子の域を越えている、と衝撃を受けました」

この出会いは、洋菓子の道を志す原点となった。
パティシエを目指し高校卒業後に上京してほどなく、生家の和菓子店の倒産という苦難に見舞われ帰郷するも、
「ショートケーキへの思い、人を感動させるケーキをつくりたいんだと思っていた自分は、どこへ行っちゃったんだ」と自問自答を繰り返したという。
結果として選んだのは、まさに身一つでの再上京、パティシエへの再チャレンジの道だった。



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