ずっと好きだったお菓子作りを、自身のキャリアとして本格的にスタートしたのは15歳。中学卒業後は製菓の専門学校への入学を希望したが、両親に反対をされ、食物科のある高校へ進学。学校では料理の基本を学び、課外活動として製菓の修業を始めた。
「高校2年生から研修制度があったのですが、待ちきれなくて1年生のときに地元のお菓子屋さんで働き始めました。研修なので無給です。2年生からは学校が紹介してくれた渋谷のお菓子屋さんで働いて、放課後や週末はもちろん、夏休みなどの長期休みもずっと通っていました。友達には『そればっかりで楽しい?』って言われてましたね(笑)」