パリブレストの中にレモンクリームを忍ばせて、さっぱりすっきりした味わいのパリブレストです
工程11での水、牛乳、バターは沸騰させ、小麦粉にしっかり熱を通して糊化させ、工程12で薄い膜が鍋にできるくらいは火を通します。工程13の卵は少しずつ入れると分離しにくいです。オーブンは途中で開けないようにしましょう。
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【a カスタードクリームを作る】
バニラビーンズのさやを半分にカットして、ナイフでビーンズをこそげとる。
小鍋に牛乳と1のバニラビーンズとさやを入れて鍋の周りがフツフツと沸いたら火を止め、しばらくそのままバニラの香りを移すのに少しおいておく
2で香りを移している間にボウルにaの細目グラニュー糖と卵黄を入れてよくすり混ぜる。そこへふるったaの薄力粉を入れ粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
3の卵黄のボウルに先に温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜて濾す。濾したら再び鍋に入れる。
鍋を中火にかけ耐熱のゴムベラやホイッパーで絶えず混ぜ続ける。とろみがつき、そのうちねばりのあるクリームになって、さらにコシが取れたら火からおろす。
少し温度が下がったらaのバターを加えて混ぜ、ボウルに移し、乾かないようにラップをかけて冷ます。後ほど生クリームと合わせるまで冷やしておく
【bレモンクリームを作る】
レモンは果汁を絞り濾しておく。全卵もほぐして濾しておく。バターは細かくカットしておく。
ボウルに全卵を入れて溶きほぐし、細目グラニュー糖を入れてすり混ぜる。続いてレモン果汁、バターと全てをボウルに入れる。
8のボウルを80度~90度の湯煎にかけてヘラでとろみがつくまで混ぜ続ける。温度は様子を見ながら加減してください。温度によって違いますが7~10分ほどかかります。これよりも低いとなかなか固まりません。※温度が下がるようなら、弱火にかけながら温度をキープするといいです。
ヘラでボウルの底をこすると画像のようにこすったあとが少し見えて、またこすった跡は消えるくらいになったら終了。熱湯消毒した保存瓶に入れて保存する。
【cシュー生地を作る】
鍋にcのバター牛乳、水、塩を入れ沸騰させる。
11 にふるっておいたcの薄力粉全てを入れ、ヘラでよく混ぜ再び火にかけ生地がひとまとまりになって、鍋底に薄い膜がはった感じになったら火からおろしボウルに入れる。
ボウルに入れた12にcの溶きほぐした全卵を少しずつ入れ、その都度よく混ぜ合わせ、生地につやがありヘラですくうと生地が落ちたあと逆三角形にヘラに残っているくらいのゆるさが目安です。これを1cm程度の丸口金をつけた絞り袋に入れておく。
天板にオーブンシートを敷き、丸セルクル6cmの底に薄力粉をつけてオーブンシートに画像のように跡をつける。これがパリブレストのガイドラインになります。
ガイドラインの内側に13の生地を絞り、その外側にもう1周絞り画像のように2周絞る。
15の真上にもう1周絞る。
余りが出たら回りに小さなプチシューを絞る。生地にたっぷりと霧吹きをかけ、200度で余熱したオーブンを180度に下げ、35分焼き、焼き終わっても15分ほどオーブンの中に入れておく。
【d 仕上げのクリームを作り組み立てる】6で作っておいたカスタードクリームを使う前に一度濾すとなめらかです。aの生クリームを軽く角が立つ程度に泡立て、濾したカスタードクリームを合わせてて1cm程度の丸口金をつけた絞り袋に入れておく。
17のシュー生地を半分にスライスし、18のカスタードクリームを60g程度絞る。
19の上に10で作っておいたレモンクリームを小さな絞り袋に詰めてお好みの量を画像にように絞っていく。さっぱりがお好みの方は多めがおすすめです。
dの生クリームにdの練乳を入れて、氷水が入ったボウルに底を重ねて冷やしながら軽く角が立つ程度にホイップし、お好みの口金をつけた絞り袋に入れて20の上に絞っていく。絞り終わったらスライスした上のシュー生地をかぶせる。※この口金は10切#8です。
お好みで21の半分にフランボワーズブリゼを細かく砕いてから茶こしでふるい、残りの半分にトッピング用粉糖をふる。
お好みでフルーツや余りで小さく焼いたプチシューを飾る。
数量:5個分
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「朝ドラまれの「パリブレスト」のおうちアレンジ」あいりおー
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