カレーパン

下準備

カレーを包むときは、閉じる部分の生地にカレーがつかないように気をつけましょう。
しっかり閉じないと揚げたときにカレーが漏れ出します。
フィリングのカレーは煮詰めて少しもったりさせると包みやすいです。

作り方

• 1

  計量
  材料を計量します。
  大きめのボウルに粉・砂糖・塩・インスタントドライイーストを計量します。
  もうひとつ小さめのボウルに仕込み水を計量します。こちらも必ずデジタルスケールを使ってください。
  また、別にバターも計量しておきます。

  
• 2

  こね
  最初はゴムベラで大きなボウルの中の材料をぐるぐると混ぜます。
  一生懸命混ぜる必要はありません。均等に材料が混ざればOKです。
  そこへ仕込み水を一気に入れ、ゴムベラでぐるぐると混ぜます。

  
• 3

  一塊になったらゴムベラの生地をきれいにとって、続いて手でこねます。

  
• 4

  2分程度こねたら、バターを入れます。

  
• 5

  さらに5分ほどこねていくと手から離れるようになります。さらにこねていくと表面がつるんとしてきます。

  
• 6

  一次発酵
  オーブンについている発酵機能を使ってください。ボウルに生地を入れて選べるようであれば、35℃で40分置きます。
  一次発酵完了の目安は、見た目が倍程度に膨らんでいることです。

  
• 7

  分割
  8個に分割します。1つあたりの重さは約45gです。
  スケッパーでおこないます。スケッパーは前後にぎこぎこ押さず、上から1回でスパッと生地をカットします。
  あまり生地を触りすぎると生地が傷んでしまい、最終的につるんとしたおいしいパンにならないので注意が必要です。

  
• 8

  丸め
  スケッパーでおこないます。スケッパーは前後にぎこぎこ押さず、上から1回でスパッと生地をカットします。
  あまり生地を触りすぎると生地が傷んでしまい、最終的につるんとしたおいしいパンにならないので注意が必要です。

  
• 9

  縦長に置いて、手前から向こう側に半分に折ります。 折ったら綴じ目を縦に向けてさらに折ります。
  これを5回程度繰り返していきます。そうすると。表面がつるんとしてきます。

  
• 10

  このつるんが大切です。傷つけないようにおこなってください。丸めすぎると生地が裂けてくる原因になります。

  
• 11

  ベンチタイム
  丸めた生地を休めるための時間です。タッパーに乾いた布巾を敷いて、その上に生地を置き、乾燥しないようにふたをするかきつく絞った濡れ布巾をふんわりとかけます。
  常温で15分程度置きます。

  
• 12

  成型1
  裏返して手で上から生地を押さえ、均等な厚さにします。ガス抜き麺棒を使って生地を丸く伸ばします。

  
• 13

  成型2
  中央にカレーを乗せて包みます。

  
• 14

  成型3
  綴じ目をしっかり閉じます。

  
• 15

  成型4
  溶き卵を塗り、

  
• 16

  成型5
  パン粉をまぶし、衣をつけます。

  
• 17

  成型6
  綴じ目を下にして、1個ずつオーブンシートに乗せます。1個ずつオーブンシートに乗せることで、揚げるときに生地を潰さずに揚げられます。

  
• 18

  仕上げ発酵
  天板にオーブンシートを敷き、その上に生地を並べていきます。仕上げ発酵が終わると少し生地が大きくなるので間隔をあけて置いてください。
  オーブンについている発酵機能で選べるようであれば、40℃で15分程度置きます。
  発酵器が無い場合は、30℃～40℃の場所を探します。冷蔵庫の上やポットや炊飯器のそばがおすすめです。冬場はホットカーペット、夏場は常温でもOKです。

  
• 19

  低い温度に置いた場合、レシピの時間はあくまで目安にしかなりません。見た目が倍になるまで気長に待ってください。
  仕上げ発酵完了の目安は、少し強く生地を触って、生地がへこみ、なんとか戻ってくる程度です。

  
• 20

  揚げる
  材料を計量します。
  180度の熱した揚げ油で狐色になるまで両面揚げます。オーブンシートごと油に投入しましょう。

  
• 21

  完成
  完成です。