中学~高校のころ毎年のようにバレンタインに作っていたレシピ。スポンジケーキを持ち運びたい、でもクリームを塗ると持ち運べない・・・という悩みから生まれました。
当時スポンジも焼いていましたが、cottaさんのものを使うとタルトとクリームさえ作ればいいので簡単です。
タルトは2日経ってもサクサクを保つ自慢のもの。粉に切ったバターを指でつぶし混ぜる方法で、誰でもサクサクにしあがります。
タルトの空焼きやクリームの泡立てなど少しだけ手間ですが、本当においしいので、ぜひ作ってみてください。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
型にオーブン用シートを敷いておく。
バターは1cm角に切る。ボウルに薄力粉と砂糖を入れて混ぜ、バターを散らす。
指先でバターの塊をつぶすように粉となじませ、ボロボロの粉状にする。
★バターの塊が焼くことで溶けて層になり、サクサク感が出るので、溶けないようできるだけ手早くやります(といっても3~5分はかかります)。写真は右手にカメラ構えているので片手ですが、両手で。
サラサラになったら卵黄を加えてサクサク混ぜ、ある程度全体に混ざったら、手でボウルに押さえつけながら軽く練って、無理やり一つにまとめる。ムラありまくりでOK。
★いや1個の卵黄なんかでまとまるかー!って焦りますが、バターがたくさん入ってるので手で軽くこねてぎゅっと指でまとめるとまとまります。
伸ばしやすいよう半量に分け、それぞれラップに包んで冷蔵庫で1時間以上寝かせる(ここまでで冷凍もできるし、前日に作るのも)。
まな板にラップを敷いて生地をのせ、もう1枚のラップをかぶせてめん棒で3~4mm厚さに伸ばす。
★やたらまな板が緑ですみません。
型の枠部分をあてて、丸い跡をつけ、包丁でびーっとそれに合わせて切り、ベロンと型の底に移動させて敷く(意味わからん)。
もう一つのほうの生地を棒状に伸ばし、側面の幅で切り、型に貼り付ける。
★一気に型全体の側面分はとれないので、2~3回に分けて伸ばして切って貼り付けてます。
指で側面と底部分を押さえてしっかりくっつけ、フォークで底全体に空気穴をあける(ピケする)。ここで30分間程度冷蔵庫に入れ、その間にオーブンを170℃に予熱する。
★めっちゃ影ですみません。この時点で生地がだれてきていたら、冷蔵庫に入れてしっかりさせてから焼いてください。
アルミホイルかオーブンシート(オーブンシートのほうがくっつかないからおすすめ)を内側に沿わせて敷き、タルト専用の重石、もしくは豆、お米などを詰める。
★昔の料理本は「豆や米」となっているので自分もそうしてましたが、もったいないので専用の重石のほうがよさそう(このお米は「重石用」として保存して繰り返し使いますが)。
170℃に予熱したオーブンで20分間焼き、重石をアルミホイルごと取り出してさらに10~15分間、底にもしっかり色がつくまで焼く。粗熱が取れたら型から外して冷ます。
★ガタガタですみません。精一杯です。
耐熱ボウルにチョコレートを入れ(板チョコなら刻む)、生クリームを分量から大さじ3取り出して入れ、ラップをかけずに電子レンジで30秒間ほど加熱。混ぜながら溶かす。
★溶けてないように見えても混ぜると予熱で溶けます。やりすぎ注意。
別のボウルに生クリームを入れて、ハンドミキサーで泡立てる。7分立て(とろっと角が曲がるぐらい)になったら1を入れる。
再びハンドミキサーで8分立てまで泡立てる。
スポンジを3枚にスライスする。
★2枚だけ使うので、1枚は好きに召し上がってください(最後にトライフルの案も書いてます)。ガタガタでもタルトに埋めちゃうんであまり気にせず。
タルトの底に薄くチョコクリームを塗り(接着剤の意味なのでほんと薄くでOK)、スポンジを埋め、その上にクリーム、またスポンジ、クリームの順にのせる。
クリームの表面をならしたら、ココアパウダーをかける。完成!
残ったタルトは型抜きし、170℃のオーブンで8~10分間焼いてクッキーに(今回はこれだけ残りました。星はめっちゃちっちゃーい大きさです)。
いちごやクッキーを飾っても。
★バレンタインにあんまりハッピーバレンタインって書くことない?
余った1枚のスポンジは、カップにクリームやいちごとともに詰めれば、トライフルとして楽しめます。
\SNSでシェア/
「思い出のタルトケーキ」山本ゆり
© 2006 cotta Co., Ltd.
このレシピを作ったら、ぜひコメントを投稿してね!