韓国の伝統菓子「薬菓(ヤックア)」。小麦粉やごま油、シナモンなどを練った生地を揚げて、甘い蜜に浸した、しっとりとした揚げ菓子です。もちもちした「宮中薬菓」とサクサクとした「開城(ケソン)薬菓」があり、こちらは開城薬菓。パイのように層になった生地にシロップがしみて、しっとり、ほろりとした食感が楽しめます。
連載では詳しいPOINTを紹介中!
なかしましほさんが出会った 韓国スイーツ、ときどきパンvol.5【しょうが風味のしっとり薬菓】はこちら
【所要時間目安:30分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
本レシピに含まれるアレルギー物質(特定原材料:7品目)
卵 | 乳 | 小麦 | えび | かに | 落花生 | そば |
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- | - | 〇 | - | - | - | - |
*使用している商品のアレルギー表示の有無を掲載基準としています。
*レシピに使用している商品には、製造工場や加工所で、特定原材料7品目と共通の設備で製造するものも含まれます。気になる方はご使用をお控えください。
*レシピ制作者ではなく、cottaにて確認した情報を掲載しています。
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シロップの材料を小鍋に入れてゴムベラで混ぜ、弱火にかける。鍋をときどき揺すり(火にかけてからは、結晶化を防ぐため、あまり混ぜない)、煮立ってから1分煮詰める。ボウルに移し、冷ましておく。
フードプロセッサーにA(粉類)を入れ、ざっと攪拌する。
B(油)を加えてさらさらになるまで攪拌する。
C(酒と水)を加え、しっとりとした、ぽろぽろのそぼろ状になるまで攪拌する。
生地をオーブン用シートを敷いた台に取り出し、ひとつにまとめて手で軽くつぶす。
生地をカードで半分に切って重ね、手のひらのつけ根で押して軽くつぶす。もう一度同じ作業を繰り返し、表面をなめらかにする。この工程で生地に層ができ、揚げた時にサクサクになる。
めん棒で厚さ5mmに伸ばす(伸びにくい生地なので、力をいれる)。
熱を均等に通しやすくするため、菊形などの好みの抜き型(直径約3.5cm)で抜く。
揚げたときに破裂しないよう、竹串で生地の中央に3箇所ほど空気穴をあける。
揚げ油を120〜130℃に熱し、生地を入れる。火が通りにくいので低温で4〜5分間ゆっくりと揚げ、そっと上下を返す。
さらに3〜4分間揚げて中まで火を通し、さらに少し火を強め、表面が薄いきつね色になるまで揚げる。
油をきり、1のシロップに5分ほど浸す(シロップに浸す時間を長くすると甘みが増し、しっとりとする)。
バットに重ねた揚げ網にのせてシロップをきり、乾かしてでき上がり。
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「しょうが風味のしっとり薬菓」なかしましほ
© 2006 cotta Co., Ltd.