ちっちゃくて可愛いかぼちゃパン。
生地にも餡にもかぼちゃがたっぷりです。
かぼちゃそっくりにしたくて、色と形にこだわってみました。
タコ糸が生地につかないように、たっぷり打ち粉をふる事。
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【準備】
バターは常温でやわらかくしておきます。
牛乳はレンジ(600w)で40秒ほど加熱して人肌程度に温めておきます。
【かぼちゃの下ごしらえ】
かぼちゃは種をとってラップをし、レンジ(600W)で7〜8分加熱します。
皮まで竹串がスッと通るくらいが目安です。
かぼちゃが熱いうちに皮をはがし、マッシャー等で実をつぶします。
皮は後でヘタをして使用するので綺麗なところを4cm角程度とっておきます。
つぶしたかぼちゃのうち、生地に使う70gをとりわけておき、残りは砂糖30gと塩少々とともに鍋に入れて火にかけ、かぼちゃ餡を作ります。
好みの固さになればOKです。
【生地作り】
まずは粉類(強力粉、砂糖、ドライイースト、塩)をボウルに入れて泡だて器でよくまぜます。
そこへバターとかぼちゃペースト、牛乳をまずは130g加えてまぜます。
牛乳の量は、かぼちゃの水分によって加減して加えて下さい。
生地がやっとまとまる程度が目安です。
水分が多すぎていつまでもベタベタする場合は打ち粉を多めにふって調整します。
生地を台に取り出して、手で押し出すようにしてしっかりこねます。
表面のデコボコがなくなり、なめらかな生地になったらOK。
生地を張るようにして丸め、とじめを下にして、ボウルにもどしラップをして暖かい場所で一次発酵。
40分〜1時間程度で、生地が1.5倍程度にふくらんだら台に取り出し、8等分にします。
それぞれ生地を張るようにして丸め、ラップをかけて10分程度生地を休ませます。
【成型】
打ち粉(分量外)をふった台に生地を置き、麺棒で直径15cm程度の丸型にのばし、中央に餡をおく。
餡をつつむように生地の4方を持ち上げて中央で合わせるようにしっかり留める。
まだ留めていない4方も同様に中央で合わせて留める。
餡を包み終わった所です。
生地をつまんで留めた時にできたくぼみを成型に生かします。
まずはタコ糸がつかないように全体によく打ち粉をふっておきます。
くぼみに合わせて糸を巻き、裏面で糸と交差させます。
生地を45度回転させながらくぼみに合わせて糸を巻きつけます。
これから生地はもっとふくらむので糸はゆるゆるに巻いて下さい。
巻き終わりを結んで余分な糸を切り、結び目を下にしてオーブンシートに置きます。
ラップをかけて暖かい場所で2次発酵。
20〜30分程度で生地が少し膨らんできたら、160℃に余熱したオーブンで10分、温度を150℃に下げて10分焼きます。
焼き色をつけずに綺麗なかぼちゃ色に仕上げたいので低温にしています。
表面に焼き色がなくても底面にしっかり焼き色がついていれば大丈夫、ちゃんと焼けているはずです。
荒熱が取れたら糸をとります。生地に食い込んでしまい、取りにくい時は、食い込んだ場所に包丁で切り込みを入れて糸を取り出してみてください。
上面さえ綺麗に糸がとれれば綺麗なかぼちゃの形に仕上がると思います。
最後に、とっておいた皮を適当な大きさに切り、ヘタのように生地に差し込めば完成です。
可愛いかぼちゃがたくさんできました。
熱々も美味しいですが、冷めてもやわらかくて食べやすい生地です。
数量:8個
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「かぼちゃパン」nobuchi
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