しっとりジューシー、オレンジのフレッシュ感を残したオランジェットはビターチョコレートで味を引き締めます。ちょっと大人のバレンタインに。
定番のオランジェットを家庭で簡単に手作りする為のレシピです。オレンジピールのほろ苦さと果肉のジューシーさが同時に味わえビターチョコレートとの相性も抜群です。仕上げにアラザンやドライ苺をトッピングすればプレゼントとしても喜ばれます。
オレンジの皮に穴を空けるのは苦味を取るのとシロップを浸透させる為です。
リキュールは最初に加えると香りが損なわれてしまうので仕上げに加えます。
ラッピングする時は指紋が付かない様にチョコレートの部分を触らない事がポイントです。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
オレンジ(レモン)は果皮が綺麗な小ぶりの物を用意します。グラニュー糖は果物の重量の50%を軽量します。
オレンジは洗って楊枝で皮に無数に穴を空ける(灰汁抜きの為)果肉は刺さない様に注意。穴は仕上がりの外観に影響はありません。
たっぷりの沸騰した湯で2〜3回茹でこぼし、水に漬けながら綺麗なスポンジで果肉を潰さない様に洗い、よく切れる包丁で果肉を潰さない様に7?にカットします。両端を切り落とすとオレンジ1個で6〜7枚出来ます。種は取らずに付けておきます。
グラニュー糖はオレンジの重量の半分の重さを軽量します。ホーローの鍋にグラニュー糖とオレンジを交互に重ねて1時間置きます。1時間後にはオレンジから水分が出てグラニュー糖が溶けています。こうなったら火入れを開始します。
落とし蓋(油濾し紙使用)を乗せて極弱火でコトコト30分加熱します。途中出てきた灰汁をすくって捨てます。火が強いと果肉が崩れるので注意。煮えたら完全に冷めるまでシロップに浸けておきます。ここで1晩漬け込むとシロップが浸透し更に美味しくなります。
再び弱火で10分ほど煮詰めてシロップを半分以下のかさにします。初め小さかった泡が大きく音を立てる様になったら火を止めてグランマルニエ小匙1を加え馴染ませます。
オーブンは130℃に余熱する。クッキングシートを敷いた天板に種を取ったオレンジを等間隔に並べオーブンで30分乾燥させます。オレンジを裏返したら130℃で10分加熱、途中様子を見て温度を100度に下げ更に20分乾燥させます。
オーブンから取り出しケーキクーラーの上に並べ完全に冷めるまでそのまま置きます。
冷めると表面の蜜が手に付かなくなります。
テンパリングしたチョコレートでオレンジの半分をコーティングします。クッキングシートの上に並べて固まるまでそのまま置きます。チョコレートは完全に固まっても指紋が付くので触らないで下さい。
オレンジだけでなくレモンでも作ってみました。こちらはホワイトチョコレートと相性が良いです。固まる前にフリーズドライ苺とアラザンをトッピングしてみました。
ビターチョコレートとホワイトチョコレートを半分づつ作っても良いと思います。
※商品コード:22432のサークルオレンジ(目安は20枚)を使用すれば工程9から始められるのでより簡単です。糖度を抑えたオレンジ本来の味わいとグランマルニエの風味も豊かです。
乾燥時間は様子を見て手作りより短めに仕上げます。
数量:小玉オレンジ3個分(出来上がり約20枚分
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「【バレンタイン】ジューシーオランジェット」vegeful
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