うめはらの「バレンシアサークルオレンジ」のシロップを利用して風味付けした、ほんのり柑橘の香りがするチョコロールケーキです。
シロップなしで、シンプルなチョコレートロールケーキとしても作ることが出来ます。
生地にはココアだけでなく、チョコレートも混ぜ込みしっとり重みのあるケーキにしました。
クリームもチョコ、ガナッシュもかけて、とことんチョコレートを楽しむ一品です!
カットしてラッピングすれば、ちょっとした手土産に。
工程の一番最後をご覧くださいね!
※レシピを書いた後に気が付いたことがあり、ちょこちょこ注意書きがありますので見て下さいね><!
ガナッシュは少ないと作業し辛いので多めの量になっています。
余ったガナッシュは冷やして丸めればお手軽トリュフに変身♪
レシピの最後の方に記載しています!
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・生地用の◎の粉類は合わせて2回振るっておきます。
・オーブンを200℃に予熱しておきます。
・ガナッシュ用のチョコレートを刻んでおきます。(今回はタブレットを4分割)
ココアパウダーについて。ブラックココアは黒味の強い生地にしたいため使用しています。なので、無い場合は全量普通のココアパウダーでもOK。ただし見た目は写真よりも茶色味が強くなります。
サラダ油を代用する場合は、健康油NGです。原料のところに「乳化剤」と書いてある油はダメです!気をつけてくださいね。
天板にオーブンシートを敷きます。角に切り込みを入れて重ねるとピッタリ入ります。
この天板は28cm×28cmです。
こんな感じで。
★の3つの材料を60℃くらいの湯せんで温め、チョコレートを完全に溶かしそのまま保温しておきます。
卵を溶きほぐし、グラニュー糖を加えて60℃くらいの湯せんをし、泡だて器で混ぜながら指を入れてぬるいと感じるくらいまで温めます。
※泡だて器はまた後で使います!
ハンドミキサーに持ち替え、高速で泡立てます。
6に比べて白くボリュームが出ます。このくらいになったらハンドミキサーを一番低速にして泡立て続けます。
持ち上げてみてこのようにこんもりと生地が乗り、5秒ほどで消えるくらいが目安です。
先ほどよりも生地の大きな泡が少なくなり、キメが細かくなっているのが分かります。
水を回しいれて泡立て器でぐるぐると混ぜます。全体に馴染んだらOK。
振るっておいた粉類を再度振るいながら2~3回に分けて入れ、その都度混ぜます。分けないと生地が沈んでしまい、ふんわりしません。
混ぜ方は、ゴムベラを縦向きにして「J」を描くように、ボールを回しながらサクサクと混ぜていきます。
最初にしっかり泡立てていれば大丈夫なので、きちんと混ぜてくださいね!
保温しておいた油+牛乳+チョコレートのボールに11に生地をひとすくい入れ、泡だて器でぐるぐると混ぜます。
今度は11のボールに12のチョコ生地を回しいれます。このようにゴムベラを伝わらせると良いですよ!
10と同じ混ぜ方でしっかりと混ぜます。
天板に流しいれ、カードで均します。
200℃のオーブンで10~12分焼きます。
※ご家庭のオーブンにより誤差があります。
生地を指で軽く押してみて、弾力があるようなら焼けています(焼けていないと押したところがへこんだまま戻らない)。焼けたらケーキクーラーの上に出し、側面のオーブンシートを剥がして冷ましておきます。
この時、熱いうちにラップをかけると表面の焼けた薄皮をラップと一緒に剥がすことができます。
仕上げにかけたガナッシュがこの薄皮と一緒に剥がれやすかったので、取り除くことをお勧めします。
△の牛乳・チョコレートを60℃くらいの湯せんで温め、チョコを溶かします。溶けたら湯せんから外しておきます。
底に氷水を当て、生クリームをトロトロになるまで泡立てます。(ヨーグルトを崩したくらいの固さ)脂肪分が高いクリームは立てすぎて分離させやすいので、ハンドミキサーよりも手で泡立てることをお勧めしますよ!
1が固まらない程度に冷めたのを確認したら一旦氷水から生クリームを外し、チョコを一気に加えて手早く混ぜます。
※氷水に当たったままだとチョコレートがすぐに固まり失敗しやすいです。
オレンジのシロップとオレンジキュラソー(またはお好みの洋酒)を加え、再び氷水にボールを当てて角が立つまでしっかりと泡立てます。
生地を準備します。
滑り防止に固く絞った濡れ布巾を敷き、その上に新しいオーブンシートを敷いておきます。
生地にかけておいたラップを剥がし(表面の薄皮も一緒に取れます)、新しいシートの上にひっくり返して上のオーブンシートを取り除きます。
巻き終わりを斜めにカットし、自分から見て向こう側に向けて置きます。次は巻きやすくするために手前側半分くらいに約1cm間隔でごく浅く切り込みをいれます。
クリームを全量乗せ、パレットナイフで伸ばします。巻き終わり1cmほどは空けて、あとは均一な厚さになるよう心掛けながら塗り広げてください。
巻いていきます。
最初はオーブンシートごと持ち上げ、きつめを意識して巻きます。ギュッギュと押さえていると…
勝手にこのくらい起き上がります。強すぎると当然割れてしまうので、加減をしてくださいね。
私はいつも芯を作るときにこのような持ち方(写真では撮影のため片手ですが、両手でやってくださいね!)で生地全体を押さえながらやっています。参考までに!
芯ができたら、あとはオーブンシートを持ち上げながらコロコロと流れに乗って転がします。
巻き終わりが下になるように整えたら、オーブンシートで全体をきつく巻きます。
乾燥防止のためラップで包み、冷蔵庫に(できれば)1時間以上入れて安定させいます。
ロールケーキが安定した頃にガナッシュを作ります。ガナッシュを作る前に、ロールケーキを冷蔵庫から出して4のようにセットしておいてください。
準備できたら刻んだチョコを耐熱ボールに入れます。
※タブレットタイプを使用していますが、以前ガナッシュを作った時に溶け残ったことがあったので、念のため刻みました。この方が確実です!
小鍋(または電子レンジ)で生クリームを完全に沸騰させ、熱いうちに1に入れて手早く混ぜます。
次第に馴染んでこのようになります。
混ざったらオレンジキュラソー(またはお好みの洋酒)を加えて混ぜます。ガナッシュの出来上がりです。
ロールケーキの仕上げをします。オーブンシート(またはOPシート)に高さのある網を乗せ、その上にロールケーキを乗せておきます。
ガナッシュがトロトロと緩く流れるうちにこの作業を行いますので、ガナッシュが硬くなっていたら50℃程度の湯せんで緩くしてくださいね。
そしてこのように上からガナッシュをかけます。写真くらいの量で何往復かするといいですよ!
ガナッシュがかかっていないところがあれば、パレットナイフでその部分だけを素早く埋めます。ケーキが冷たいのでガナッシュはすぐに固まります。4~5は手早く行ってくださいね!
網ごと持ち上げ、底の余計なガナッシュを軽く取り除いたら、新しいオーブンシートなどに移して平らなお皿やバット等に乗せ、そのまま冷蔵庫に入れてガナッシュを固めます。
余ったガナッシュはデコレーションに使ったり、トリュフを作れます!
トリュフは最後に記載しますね。
デコレーションしたい場合はこれを好きな口金を付けた絞り袋に入れて使って下さい。
硬くなると絞れないくらいになってしまうので、そうなった場合は漏れないように両端を輪ゴム等で縛り、絞り袋ごと清潔なビニール袋に入れて45℃くらいのお湯に入れ、少しずつ様子を見るといいですよ!
両端を切り落とし(綺麗に仕上げるためなので、気にならない方はそのままどうぞ)、お好きにデコレーションして出来上がり!
私は今回カットしてからデコレーションしました!
余ったガナッシュでトリュフを作ります。
絞り袋からでは固すぎて出しづらいと思いますので、デコレーションが終わったら固まらないうちにラップを敷いた器に出しておいてください。
ある程度固まったら、適当な大きさにスプーン等ですくってまとめます。そして手のひらでコロコロと転がし、整えます。
無糖のココアパウダーをまぶします。
チョコレートでコーティングしても構いませんし、お好みでどうぞ!
出来上がり♪
トリュフケースに入れればさらにかっこよくなりますよ!
こちらはロールケーキのラッピング例です。
包装袋はラッピングの欄にリンクを貼っています。英字新聞の包装紙以外はcottaさんの商品を使用しています。
大体2cmくらいの薄めにケーキをカットし、透明フィルムでカット面を中心にぐるっと覆ってからラッピング袋に入れました。
持ち歩けますが、保冷剤は必須です(><)!
数量:約25cm1本(天板28cm角
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「ほんのり柑橘チョコロールケーキ☆うめはらサークルオレンジで」陽子
© 2006 cotta Co., Ltd.
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