あまってしまいがちなポピーシードをたっぷり入れたタルトです。ぷちぷちとしたポピーシードの食感、レモンの爽やかな香り、シナモンの風味が合わさって、なんとも言えずやみつきになるおいしさです。日本ではあまりポピーシードをたっぷり使ったお菓子は少ないですが、ドイツなど東欧ではポピュラーです。ドイツのモーンクーヘンというお菓子を参考に作ってみました。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・タルト型に離型油をかけておく(もしくはバターと薄力粉をふっておく)。
・クレームダマンドを作る時は、バターと卵は室温に戻しておく。(20℃程度)
フードプロセッサーに薄力粉、粉糖を入れて軽く撹拌する。
1.5cm角くらいに切った冷たいバターを入れて撹拌し、さらさらの状態にする。
全卵を入れてまわし、粉っぽさがなくなってしっとりとポロポロした状態にする。ひとまとまりにならなくても大丈夫。
生地をラップなどに包み冷蔵庫で休ませる。(1時間〜一晩程度)
冷凍庫に入れて保存も可能。使うときは冷蔵庫で自然解凍する。
生地を3mmに伸ばす。3mmのアクリルルーラーを使うと均一な厚さになる。タルト型よりひとまわり大きく伸ばす。タルト型に敷き込む前に生地がだれてきていると敷き込みづらいので、その場合は1回冷蔵庫に入れて冷やす。
タルト型の上に生地をのせ、側面にそわせながら型の内側に仕込む。
麺棒などを使い、型からはみ出ている生地をとりのぞく。
底面にフォークでピケをする。(ピケをしないと底浮きの原因となります)
この状態で冷蔵庫に入れておく。
フードプロセッサーに薄力粉、グラニュー糖、冷たいバター、シナモン、レモンのすり下ろしを入れて、撹拌する。そぼろ状になったら止めて取り出す。(最初はさらさらの状態だけど、ずっとまわし続けているとそぼろ状になります)
すぐに使わない時は冷蔵庫で保管。(冷凍保存も可能)
ボウルに室温に戻したバターを入れてゴムべらで柔らかくする。グラニュー糖も入れて白っぽくクリーム状にする。
溶きほぐした卵を2〜3回に分けて加え、分離しないように混ぜる。
(バターも卵も20℃くらいの同じ温度にしておくと分離しにくいです。どちらかが冷たいと分離してきてしまいます)
アーモンドパウダーを加えて混ぜる。ブルーポピーシードを加え、全体的に混ぜる。
最後にレモンのすりおろしを加えてさっと混ぜる。
冷蔵庫で冷やしておいたタルト生地にクレームダマンドを入れる。
シュトロイゼルを全体的にふりかけて広げる。
180℃に予熱したオーブンで約40分焼く。(温度や時間はお持ちのオーブンにあわせて調整して下さい)
焼けたら型のまま網の上に取り出し冷ましておく。冷めたら型から取り外す。(熱いうちに型をすぐにはずすと崩れてしまいます)
完全に冷めたら、泣かない粉糖などで飾る。
cottaコラム「余ったポピーシードを使ったお菓子レシピ」もぜひご覧ください。
ポピーシードについても詳しくお話しています。
\SNSでシェア/
「ブルーポピーシードのタルト」よーちんママ
© 2006 cotta Co., Ltd.
このレシピを作ったら、ぜひコメントを投稿してね!