オーストリアやドイツで食べられているクリスマスの伝統菓子。三日月型が特徴です。アーモンドやヘーゼルナッツが香ばしく、バニラがほのかに香るほろっと口溶けのよいクッキーです。
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・バターは室温にだしておく
・粉糖がダマになっているようだったら、ふるっておく
薄力粉、アーモンドパウダー、ヘーゼルナッツパウダーはあわせてふるっておく。(ヘーゼルナッツパウダーがつまってしまうので目の粗いふるいを使うとよいです)
バターは常温にもどすかレンジに少しずつかけて指で押すとすっと通るくらいの柔らかさにする。(大体22℃くらい目安。常温にするときは薄くスライスしておいておくと温度が均一になり、常温に戻しやすいです)
ゴムべらでバターをクリーム状にする。
粉糖を入れて混ぜる。
粉糖がダマになっているとバターと混ざりにくいので、ダマになっているときはふるってから入れる。
塩、バニラビーンズも加えて混ぜる。
ふるっておいた薄力粉、アーモンドパウダー、ヘーゼルナッツパウダーを加えて混ぜる。練らないようにゴムべらを上下に動かして混ぜる。
粉っぽさがなくなってひとまとまりになってきたら、ラップの上にのせる。
10cm×12cmに整えて冷蔵庫で1時間ほどやすませる。
生地ができてすぐは柔らかいので成形しやすいようにやすませます。ただ、冷蔵庫にずっと入れておいて冷えすぎてしまうと生地がかたくなって逆に成形しにくくなってしまいます。冷たい生地を無理に成形しようと手のひらでコロコロしていると手の熱でバターが溶けて、形も食感も悪くなるので気をつけて下さい。(もし冷やしすぎてしまった場合は常温において成形しやすい柔らかさにしてください)
2cm角30個に分割する。
ひとつ10gになります。1gくらいの誤差は大丈夫ですが、できるだけ大きさを揃えて焼きムラができないようにして下さい。
手のひらで優しくコロコロと10cmくらいに伸ばし、両端を曲げて形を作る。曲げるのを大きくすると馬蹄形のように。
シルパット(またはオーブンシート)を敷いた天板の上に並べる。焼くと生地が広がるので間隔をあけて並べます。
7cmくらいの長さに伸ばして両端を少しだけ曲げると三日月型に。
170℃に予熱したオーブンで10〜15分焼く。(ご家庭のオーブンによって調整下さい)
うっすら端に焼き色がつくらい。焼き上がりは柔らかく形が崩れやすいので、粗熱がとれるまでは天板の上においておく。
粗熱がとれたら粉糖を茶こしでふりかける。
「泣かない粉糖」ではなく、普通の粉糖でよいです。
〈フードプロセッサー使用の場合〉
薄力粉、アーモンドパウダー、ヘーゼルナッツパウダー、塩をフードプロセッサーにかけて撹拌。(10〜20秒)
約1cm角に切って冷やしておいたバター、バニラビーンズを入れてフードプロセッサーを撹拌。
粉っぽさがなくなりまとまってきたらとめる。混ぜすないように注意して下さい。
生地ができたらラップの上に取り出します。
その後の作業は7~13と同じです。
形はどちらでもお好みで♪
馬蹄形は割れやすいので気をつけて下さい。
※ヘーゼルナッツパウダーを使用しない場合はアーモンドパウダーに置き換えて下さい。
※甘さ控えめです。もう少し甘いのがよい方は粉糖を40gにして下さい。
cottaコラム「三日月形のXmasクッキー バニラキプフェルのレシピ」もぜひご覧ください。
ドイツやオーストリアのクリスマスの定番クッキー、バニラキプフェルのレシピについて詳しくお話しています。
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「バニラ・キプフェル」よーちんママ
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