季節外れの寒さだったので、ボンボンショコラが恋しくなって作ってみました。紅茶の中で特に好きなのがミルクティーだったので、ミルクティー風に。食べても飽きないように、アクセントとして、ピスタチオのガナッシュとクルミを加えてみました。コーティングと飾りの部分に使っている紅茶の味が、若干違っているところが、ポイントです。
【所要時間目安:60分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
チョコレートに少しでも水や蒸気が入ると上手くいかないので、台布巾を用意しておいてください。お湯につけたらすぐに拭く、保冷剤を当てたらすぐ拭くということをしたほうが良いです。
ボウルの中に、ホワイトチョコを入れて、テンパリングをします。テンパリングについては、次の作り方以降をお読みください…!
最初は、お湯の温度を56℃くらいに熱してゴムベラで混ぜながら湯せんすると、大体42℃くらいになるはず。部屋の温度によって違うので何ともいえませんが…こまめに赤外線の温度計で測りながら行なってくださいね。
42℃になったら、大きめの保冷剤等に5秒ずつあてながら混ぜて、26℃にしていきます。この時、底の部分やゴムベラが固まりやすいので、空気を入れないようにするということと、ゴムベラをボウルに押し付けてゴムベラをきれいにしながら手早く混ぜるということを心掛けてくださいね!
26℃になったら、お湯を35℃くらいまで温めて、5秒くらい湯せんをしながら軽く混ぜて湯せんから外して混ぜて…を複数回繰り返すと、29℃になるはず。部屋の温度によって違うので何ともいえませんが…こまめに赤外線の温度計で測りながら行なってくださいね。
型に入れる前の準備は完了。
ここで、テンパリングチェックを行ないます。失敗したら、再度やり直してください…!
テンパリングが終わったら、リプトンの紅茶を加えて、空気を入れないようにして混ぜます。今回は1g加えてますが、紅茶感を出したい方は、0.2~0.3gであれば、入れても構わないです。
作り方5で作ったものを、チョコモールドに流し込んでいきます。ゴムベラで均等にぴったり敷き詰めてくださいね。敷き詰めたら、1分ほど待ちます。固まるのは早いです。このとき、完全に固めるわけではないので、完全にぴったりではなくても、特に問題はないです。
1~2分経ったら、チョコモールドに流し込んだものをボウルのほうに戻します。この時は、チョコレートが完全に固まってなくて、大丈夫です。型を回転させて、少しずつ中の部分(完全にチョコが固まっていない状態)をボウルに出し、チョコモールドの表面をこまめにドレッジ等で綺麗にするのがおすすめです。手は汚れますが…。余ったホワイトチョコは、後ほど使います。
こちらで、表面の部分は完成しました。中央の部分が空洞になっている状態です。これから中の部分を作っていきますね!
表面の部分で使ったものとは別のボウルにホワイトチョコレートを入れて、湯せんで、約42℃になるまで溶かします。
その中に、生クリームを、少しずつ加えて乳化させます。生クリームは、常温で大丈夫です。
チョコがボトッと落ちてくるような状態。まだ乳化が完全ではないです…。
その中に、ピスタチオスーパーグリンペースト(液体)を少しずつ加えて混ぜます。→ ピスタチオガナッシュが完成!
チョコモールドの中に、作ったピスタチオガナッシュを加えます。均一に加えた後、このあとクルミを加えるので、真ん中の部分にくぼみを作っておきます。(ピスタチオガナッシュの分量については、余らなかったです。)
ピスタチオガナッシュを入れた後、クルミを少し押しながら入れます。ガナッシュは、すぐに固まらないので、入れやすいはず。8分目くらいで留めておいてください。そのあとに、底の部分にあたるホワイトチョコを入れるので、ギリギリまで入れてしまうと失敗しやすいです。余裕を持って、入れてくださいね。
表面の部分で余ったホワイトチョコが固まってしまっているので、湯せんで再度溶かしたら、チョコモールドの中に入れていきます。すごい雑かもしれませんが、入れる作業が面倒になり…平たくびっしりと塗ってしまいました。余ったホワイトチョコは、完全に固まるまで放置します。冷蔵庫の中に、約10分入れておくと固まるはず。固まっていない状態でドレッジ等で削ると仕上がりが汚くなるので、再度やり直してくださいね。
完全に固まってから、ドレッジ等でを使って、少しずつ削っていきます。ちょっと失敗したなと思った場合は、再度溶かして微調整すれば大丈夫です。写真のは、部分的に詰めすぎてしまったのでやり直しました…。入れ過ぎには、ご注意を…!
削った後、冷蔵庫で約40分~50分ほど冷やしてくださいね。完全に固まらないと、チョコモールドからチョコレートが取り外せないです。綿棒で叩いてもびくともしないです。完全に冷やしてから行なってください!冷やした後、チョコモールドを、まな板のところでひっくり返して、チョコモールドの端の部分をめん棒で軽く叩くと取れます。思ってたよりもきれいに作れました!余ったホワイトチョコは、後ほど使います。
表面の部分で作ったホワイトチョコを溶かして、表面の右端に、爪楊枝でホワイトチョコを少しのせます。少しだけのせたほうが目立たないです。その上に、ピスタチオダイスをのせます。余ったホワイトチョコと爪楊枝は、後ほど使います。下のチョコの部分がちょっと汚いと思うかもしれませんが、そこはポロッと取れますので、ご安心ください。
余ったホワイトチョコの中に、リプトンストレートティーパウダーを加えて爪楊枝で混ぜます。
混ぜたあとの様子は、こちらです。
本来はOPPシートでコルネを作ってやるのかもしれませんが、面倒だったので、爪楊枝を使ってデコレーションしてみました。斜めの線を描いたら完成です。ホワイトチョコは少し余るかもしれません。ご自由に召し上がってくださいね。→完成!
数量:21個分
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「ピスタチオミルクティーのボンボンショコラ」Hna
© 2006 cotta Co., Ltd.
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