今回はかわいいカップケーキの紹介です。小さめのピンク色のカップを使うと、キュートに仕上がります。オレンジピールとオレンジ果汁、そしてジンジャー入りのカップケーキはお日様の色をして、見た目にもなんとなくほのぼの。これにバリエーションとして、オレンジクリームチーズ・フロスティングを付けたものと、オレンジフラワーウォーター入りのキスチョコタイプの焼きメレンゲを付けたものも作ってみました。
プレゼントにするのなら、カップケーキと焼きメレンゲをそれぞれ別にラッピングしてプレゼントするのもアイディア。焼きメレンゲは湿気やすいので、乾燥剤を一緒に入れることをお勧めします。
ここでは、焼きメレンゲにするのには、一番良いタイプのスイス・メレンゲの作り方をお教えしますね。メレンゲには普通に作るタイプのフレンチ・メレンゲ、高温のシロップを少しずつ混ぜながら作るイタリアン・メレンゲ、そして湯せんにかけながら作るスイス・メレンゲがあります。スイス・メレンゲはあまり失敗もなく出来るのでお勧め。
ではまずは、オレンジフラワーウォーター入りの焼きメレンゲから。なお、オレンジフラワーウォーター(ネット販売や製菓材料専門店にあります)が手に入らないときには、コアントローを混ぜたり、シンプルに何も入れない焼きメレンゲでもOKです。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
清潔なボウルに卵白を入れて、グラニュー糖とふるった粉砂糖を入れて、泡だて器でよく混ぜ合わせる。これをすぐに湯せんにかけながら、泡だて器で常にかき混ぜて、60℃ぐらいに温める。(適温は60~70℃)
温まったら湯せんから外し、今度はハンドミキサーで固いツノが立つまで泡立てる。
5分ぐらい過ぎると、こんなふうに固いツヤツヤしたメレンゲが出来上がる。
これにオレンジフラワーウォーターかコアントローを入れて、ゴムベラでさっくりと、でも完全にメレンゲと混ぜ合わせる。
お好みの金口(私は桜形の小を使用)を付けた絞り袋に入れて、用意してあった天板に絞って行く。
100℃のオーブンで1時間程度、乾燥焼きさせる。
出来上がりはほんの少し柔らかい感じですが、冷めると完全に固くなります。冷めてからも柔らかかったら、また100℃のオーブンで20分ぐらい追加焼きさせてくださいね。
焼きメレンゲは密閉容器に乾燥剤を入れて保管すると3週間は持ちますよ。
ボウルに柔らかくしたバターを入れて泡だて器でよく練り、これにサワークリームを入れて混ぜ合わせる。
砂糖、はちみつ、塩の順に入れて混ぜる。
これに卵を1個ずつ入れ混ぜる。材料が冷たいと分離が激しくなるので、その場合は軽く湯せんにかけながら、混ぜるといいです。
ふるっておいた粉類とジンジャーパウダーを入れて、泡だて器でツヤが出るまでよく混ぜ合わせる。
オレンジ果汁を入れて混ぜ合わせ、最後にオレンジピールを入れて、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
マフィンカップに7分目程度に生地を流し入れ、温めておいたオーブンで15~20分程度焼く。
焼きあがったら、網にとって冷ます。
Kiriをボウルに入れて、必要だったら湯せんにかけながら、泡だて器でよく練ってクリーム状にする。これにすべての材料を入れて混ぜたら出来上がり。使うまで冷蔵庫で保管する。
こんなふうにフロスティングをカップケーキに塗る。塗ったケーキの保管は食べるまで冷蔵庫でお願いします。
さらに焼きメレンゲを乗せると、また違った表情のカップケーキに。ただ、焼きメレンゲは湿気やすいので、付けたまま長い間置かないように気を付けてくださいね。食べる寸前に乗せることをお勧めします。
カップケーキの断面はこんなふうにキメ細かく、優しいオレンジ味のケーキです。
焼きメレンゲは紙カップに入れる。マフィンもメレンゲカップも、OP袋に入れて、上をピンク色のタイで留める。
バケツに紙パッキンを多めに入れる。
バケツには、チェリーのシールとローズのシールを貼ってデコする。
これにマフィンとメレンゲカップを入れて、ノーチェ・ストライプのピンクリボンをハンドルに蝶結びして出来上がり。
オレンジ&ジンジャー・カップケーキとオレンジフラワーの焼きメレンゲ
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「オレンジ&ジンジャー・カップケーキとオレンジフラワーの焼きメレンゲ」panipopo
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