ホールアーモンドをキャラメリゼして、マシュマロとチョコレートと合わせたロッキーロードチョコレートを作ってみました。 マシュマロとチョコレート、そしてナッツを合わせたものをアメリカでは、ロッキーロードと呼びます。
このロッキーロードの発祥の地となったのは、実はオーストラリアのメルボルンに近い金鉱の街だったそうです。1853年に安いチョコレートを使って、他に地物のナッツやマシュマロなどを入れて作ったのが始まりだそうです。他にドライチェリーやココナッツなどを入れたりもしたようです。
ここでは、まずはホールアーモンドを空焼きしたものをキャラメル化させて仕上げたプラリネを作りました。このアーモンドプラリネは優れもので、このまま食べても美味しいし、砕いてアイスクリームにかけたり、シリアルと一緒に食べたり、ムースに混ぜ込んだり、焼き菓子のトッピングやタルトにしても美味しいです。
チョコレートでコーティングしたら立派なコンフィズリーになり、さらに応用させてチョコレートの種類を変えてみるのも面白いです。アーモンドプラリネのカリカリと、マシュマロのふんわりとした食感とチョコレートが見事にマッチしたロッキーロードを作ってみましょう!
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厚手の鍋にグラニュー糖と水を入れて中火にかける。木べらでゆっくりと溶かしながら、必要だったら水を含ませたハケで鍋の側面に付いた砂糖の結晶をきれいにする。
沸騰してしばらく経ってから200℃計を入れて、105℃になったら空焼きしておいたアーモンドを入れて、水分を吹き飛ばしていく。時々、木べらでかき混ぜる。だんだんと水分が蒸発して砂糖がアーモンドの回りに結晶化して白くなる。
これをさらに熱していくと、今度はだんだんと白い結晶化した砂糖が溶け出してキャラメル化してくる。
茶色になって、きれいなツヤが出たキャラメルでアーモンドがコーティングされたら、準備したあったシルパットの上に広げて冷ます。
熱いうちにゴム手袋などをして、アーモンド同士がくっつかないように離す。あるいはヘラを使ってもOK!熱いので、やけどをしないように注意。
そのまま完全に冷めるまで置く。出来上がったプラリネはツヤツヤしています。
このアーモンドプラリネは、冷めたら乾燥剤を多めに入れた密閉容器に入れておくと3週間は湿気ない限り保存可能です。
ボウルにチョコレートを入れて、清潔なゴムべらを使いながら、湯せんにかけて溶かす。温度計を入れて、チョコレートのテンパリングをする。チョコレートの種類によってテンパリング温度が違って来るので、メーカーの推奨する温度で作業してください。
きれいにテンパリングされたチョコレートはツヤが出ています。
プラスチックの袋にアーモンドプラリネを入れて麺棒などで叩き、適度な大きさに砕く。
これとマシュマロをお好みの量、テンパリングされたチョコレートに入れて混ぜ合わせて、小さなベーキングカップに入れて少し結晶化して固まり始めたところにロリーポップスティックを入れる。周りにアーモンドプラリネを乗せてもOK!
完全に結晶化したら、こんなふうにきれいに固まり、ベーキングカップから抜けます。
あるいは転写シートなどに厚く伸ばして、アーモンドプラリネを散らし、完全に結晶化するまで置くか、冷蔵庫で冷やし固めてもいいです。
転写シートからはがして、適当な大きさに切る。
小さなOP袋に入れてシールする。それをグラシンペーパーを敷いた箱に入れる。
グラシンペーパーを中に折り込んでふたをする。透明のラッピングペーパーで箱をラッピングする。
これにリボンをグルグルと箱に4回巻きつけて、両端のリボンを中央で十字にかけて蝶結びにする。
どんぐりのクリップを付けて出来上がり。
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「アーモンドプラリネ・ロッキーロード」panipopo
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