父の日のためにパン・ペルデュ(フレンチトースト)を2バージョン作ってみました。ひとつはペン・ペルデュ・サレ(塩味)と、もうひとつはシュクレ(甘味)です。
フレンチトーストですが、オーブンでそのまま焼いてデザートや軽食(ランチ)になるように作りました。耐熱皿に焼いてもいいし、プレゼントにするのなら、画像のようにこんな型に焼いてもいいですね。
フランス語でフレンチトーストは、パン・ペルデュ(Pain Perdu)と言います。つまり失ったパン(パンの形がなくなるほど、カスタードベースのソースに隠れてしまうという意味で)と呼ばれます。
甘いものが苦手なお父さんには、サレの方を、甘いものが好きなお父さんにはシュクレの方を。そして両方好きなお父さんのためには両方どうぞ!
サレは、チーズ、ベーコン、きのこ、玉ねぎで。シュクレはダークチョコレートチップスとチェリー、そしてバニラで。どちらも美味しいですよ~☆
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パン・ペルデュ・サレを作る。スライスしたパンを180℃のオーブンで5~6分、トーストする。
具を準備する。スライスしたベーコン、みじん切りの玉ねぎ、食べやすい大きさに切ったきのこ類を用意する。フライパンを熱して、オリーブオイル少々を入れて軽くソテーする。塩胡椒して軽く味付けしておく。
同じフライパン(洗わない)にバターを入れて、焦がしバターを作る。ボウルにあけておく。
別のボウルに溶いた卵、牛乳、オリーブオイル、小さじ3分の1の塩、胡椒少々、ナツメグを少々すりおろし、泡だて器で混ぜる。ここに焦がしバター(熱くてもOK!)を濾し入れて、よく混ぜ合わせてアパレイユを作る。
このアパレイユにトーストしたパンを容器に合わせて、切ったものを浸す。それを容器(画像の容器では、3個分できます)に入れる。
炒めた具を入れて、さらにアパレイユを等分に注ぐ。その上に、チーズ2種類をすりおろして乗せる。みじん切りしたタイムを乗せて180℃に熱したオーブンで15分程度、アパレイユが固まる程度に焼く。
そのまま、熱々を食べてもいいですが、プレゼントとして渡す場合は、この容器ごと(蓋を取って)電子レンジで加熱してください。あるいは、お弁当の場合は、冷めた状態でも美味しいです。
パン・ペルデュ・シュクレを作る。小鍋に牛乳を入れて、バニラを割いて取り出したバニラビーンズと共に軽く沸騰させる。それを火から下して粗熱を取る。
スライスしたパンをトーストしておく。
ボウルにマスカルポーネを入れてよく練ってから、これに砂糖を入れてよく混ぜ合わせる。溶いた卵、キルシュをいれてさらに混ぜる。最後に粗熱の取れた牛乳を入れ混ぜて、アパレイユを作る。
食べやすい大きさに切ったパンをアパレイユに浸して容器に並べる。チェリーとチョコレートチップスを入れて、さらにアパレイユを等分(この容器を使う場合は3個分です)に入れる。
最後にカソナードを散らしてバターを乗せて、180℃に温めておいたオーブンで15~20分程度焼く。
こちらは冷たくしても、美味しいです。
デコレーション: 父の日のピックを挿して、ふたをして両脇をマスキングテープで留める。
ワックスペーパーを容器が被るぐらいの大きさに切って、容器の脇でテープで留める。
リボンを十字にかけて、お持ち帰りのお土産のように上で結び、父の日のシールを貼って出来上がり。
数量:3~4人分
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「パン・ペルデュ・サレとシュクレ」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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