パンに塗るだけじゃなく、お菓子のつや出しにも使われるアプリコットジャム。
旬の時期は短いので、いつでも手に入る冷凍アプリコットを使って、手軽にジャムを作ります。
アプリコットはペクチンが多く、加熱しすぎると、すぐに固まってしまいます。アプリコットの果肉が柔らかくなるまえに、固まったり焦げてしまうのを防ぐため、水を加えて加熱をスタート。水分が飛んで、果肉が柔らかくなってから、グラニュー糖を入れて、サッと煮ます。
砂糖は果肉の70%。アプリコットは酸味が強いので、初めは、砂糖は減らさずに作ってみてください。
鍋はステンレスやホーローを使います。アルミ製の鍋は、フルーツの酸で変色します。
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冷凍アプリコットは、包丁で切れる程度まで自然解凍しておく。
ジャム瓶が浸かる深さの鍋に、瓶と水を入れ(沸いた湯に瓶を入れないこと)、煮沸消毒しておく。蓋は長く煮ると裏の樹脂部分が傷むので、トングでつかんでさっと浸け、数回ふって、すぐに湯から上げる。
ナイフが入るくらいまで解凍できたら、アプリコットを角切りにする。写真は1.5センチ角くらい。果肉ごろごろタイプにする場合は、大きめにカットしても。
鍋に、アプリコットと水を入れ、強めの中火で加熱する。アクが出たら丁寧にすくい取り、焦げないよう、ゴムべらで混ぜる。火加減は最後まで強めの中火で。一気に炊き上げたほうが色がきれいに仕上がる。
果肉が柔らかくなって、とろりとしてきたら、グラニュー糖の半分を加える。すっと濃度がゆるむ。3分ほど煮たら、残りのグラニュー糖を加え、さらに3分ほど煮る。
冷めると固くなるので、さらっとしすぎかな?という程度で火を止める。加熱しすぎに注意!ゆるすぎるくらいでOK。
熱いうちに瓶の上まで入れ、ふたをする。長期保存する場合は脱気する。
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「冷凍フルーツで!アプリコットジャム」takacoco
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