基本的な配合のパリブレストです。手に入れにくいプラリネの代わりに、自家製キャラメルペーストを作り加えてみました。
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オーブンは200℃に予熱しておく。
アーモンドスライスは形の良いものを選んで水につけておく。
バタークリームのバターは室温に戻し、18℃程度の可塑性がある状態にしておく。固すぎても柔らかすぎても良くはない。
シューを絞る天板にシルパンを引き、下に18センチの円に切った紙をいれておく。天板に直接絞る場合は、18センチセルクルに粉をつけて、跡をつけておく。
シューに加える卵は室温に戻し(18℃程度)、フォークでほぐしておく。
細かく刻んだバター、水、牛乳、塩を手鍋に入れ、火にかける。沸騰する前に必ずバターが全て溶けてしまうように気をつける(余計に水分をとばしすぎないよう気をつける)。
中心まで沸騰したところで火を止め、ふるった薄力粉を加える。耐熱ゴムベラで混ぜて団子状にする。
中火程度で、生地を再加熱する。全体に火がきちんと入るようゴムベラで混ぜながら加熱する(目安としては1分程度。加熱しすぎてもよくない)。
出来上がった生地をボールに移し、ハンドミキサーで軽くほぐす。
卵をフォークで軽く2すくい程度加え、その都度ハンドミキサーの低速で混ぜる。混ぜムラがないよう、ゴムベラで軽く回りを払う。
次第にボールの周りに生地がつくようになる。一度に加える卵の量を減らし、慎重に固さを見極めていく。
普段のシュー生地より、少し固いくらい、写真のような固さに仕上げる。出来上がった生地を丸口金7番のついた絞り袋に入れる。
18cmの円の内側に1本円を絞る。その内側に一本、さらにその2本の上に1つ円をしぼる。それぞれ生地をつぶさず、かつ密着するイメージで生地を絞る。残りの生地は写真のような形に絞る。
円の形に絞ったシューの接着面を水で濡らしたフォークで下から上にあげなじませ、表面に卵を塗り、水につけていたアーモンドを適度に散らす。
全体に霧を吹きかけて、200℃に予熱しておいたオーブンで35~40分、おいしそうな色になるまで焼く。
焼きあがったら円のシューは半分に切っておく。
グラニュー糖を鍋に入れ、好みのカラメル状にする。
火を止めてやけどに気を付けて生クリーム(電子レンジ500wで30秒温めたもの)を加え混ぜる。冷ます。
アングレーズソースを作る。バニラの種とさやを分け、種と卵黄、グラニュー糖をボールで白っぽくなるまで軽く混ぜる。
牛乳とバニラのさやを加熱し、沸騰したら火を止める。
1に2を加え、混ぜ、鍋に戻す。
耐熱ゴムベラで絶え間なく混ぜながら、中火と弱火の中間くらいで炊き上げていく。炊きあがりの目安は表面の泡が消えて全体に濃度が出ること、80℃以上の加熱が1分以上続くこと(82℃まで上げるとよい)など。火が強かったり、加熱しすぎると分離(口あたりが悪くなる)ので注意。目の細かなこし器でこし、ボールに入れ、氷水で急冷する。
完全に冷えたキャラメルペースト、アングレーズソースを合わせておく。
室温に戻しておいたバターが柔らかくなっている(18℃程度)のを確認したら、ハンドミキサーで滑らかになるまで混ぜる。
5を6に少しずつ加え、分離しないようにハンドミキサーでつなげていく。
少量ずつ加えること、都度混ぜムラがないようゴムベラで回りを払いながら混ぜること、柔らかくなり始めたら氷水に少しだけ当てること(当てすぎると分離の原因になる)などの対策を取り、分離しないよう気を付ける。
出来上がったクリームを、絞り袋に入れる直前にもう一度ハンドミキサーで立てて、良い状態で絞るようにする。
もし分離してしまったら軽く熱をあててハンドミキサーで混ぜたら、少し回復する。熱い時期に作ってクリームがだれていたら、氷水に少し当てて固さを適切にする。
シュー生地にバタークリームを絞り、小さなシューを写真のように置く。絞り袋につけた口金は星口12切8番。
バタークリームを外側内側に写真のように絞る。
残りのクリームを写真のように絞る。
蓋をして、粉砂糖を振りかけて仕上げる。
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「キャラメルパリブレスト」みのすけ
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