黒糖の香り豊かなジェノワーズ。シンプルなデコレーションで素材の味を存分に味わえるように仕上げました。
黒糖はパウダー状のものでも一度ふるっておくと作りやすいです。
グラニュー糖より黒糖の方が泡がつぶれやすいので、しっかり泡立てて、混ぜるときも泡をつぶさないように気を付けてください。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・琺瑯のグラタン皿にクッキングシートなどを敷いておく。
・バターと牛乳を小鍋に入れて火にかけて温めて、バターを溶かしておく。
・オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
・飾り用のピスタチオとフィリング用のくるみは軽くローストしておく。
全卵をボウルに入れる。そこに黒糖を入れてホイッパーで軽く混ぜる。
1のボウルを湯せんにかけ、絶えずホイッパーでかき混ぜながら温度を上げる。38℃になったら湯せんから下ろす。
湯せんの温度が高すぎると、卵に火が入りすぎてしまうので、注意してください。
湯せんから下ろしたらハンドミキサーに持ち替えて泡立てる。
フワッとした感じになってきたら、ハンドミキサーを低速にして、泡の大きさをそろえるイメージで少しまぜる。
生地の状態はホイッパーなどでスジを描くと、跡が残ってゆっくり消えていく感じ。
粉をふるいながら4回に分けて加える。
粉を入れるたびに生地がしっかりとしてくる。
4回の粉を入れ終わった状態は、しっかりスジが残る感じ。
下準備で温めておいたバターと牛乳を再度火にかけて少し温め、温かいバターと牛乳を2回に分けて加える。
加え終わった生地は、卵と砂糖を合わせ終わったときと同じくらいのやわらかさ。
琺瑯のグラタン皿に入れ焼成。
ガスオーブン、約160℃20~25分間。
電気オーブン、約170℃20~25分間。
お使いのオーブンによって火力は、違いますので設定温度、焼成時間は調整してください。
焼き上がり。
型から出して紙を外し、粗熱を取る。
お鍋に水、黒糖を入れて沸騰させて黒糖を溶かす。その後冷まして40℃以下になったらラム酒を入れ、シロップを作っておく。
一番上を薄くスライスして、上面のベトベトする面をはいでおく。
その後2枚にスライスする(約1.5cm厚)。
生クリームをボウルに入れて、氷水を当てながら泡立てる。8分立てになったらはちみつを入れて泡立てる。
ジェノワーズの両面に1のシロップをまんべんなく塗る。
琺瑯のグラタン皿に、シロップを塗ったジェノワーズを1枚入れる。
4の生クリームを半分入れる。
砕いたくるみを入れる。
2枚目のジェノワーズをのせる。
残りの生クリームを入れる。
スプーンの背で模様をつける。
お好みで砕いたピスタチオとはちみつをかける。
cottaコラム「かわいい琺瑯食器で焼くスポンジケーキレシピ」もぜひご覧ください。
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「琺瑯のグラタン皿で黒糖スコップケーキ」chiyo
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