かぼちゃパウダーを配合した、シンプルな黄色い生地で、シナモン風味のかぼちゃペーストを巻き込んだパンです。かぼちゃのおいしさがたっぷり感じられ、しっとりしてやわらかく、ほんのり甘い風味が自慢です。
かぼちゃのような、王冠のような、とてもかわいいカタチになる、ちょっと楽しい成形をご紹介します。
型がなくてもおいしいパンになりますが、型の側面に沿って生地が立ち上がることで、クラウンのカタチになりますから、ぜひとも丸型は使ってほしいところ。セルクルなどでも代用できますよ。
型がなければ、そのまま天板に置いてOKです。カタチは変わりますが、お花のようなフォルムになって、それもかわいいです。
ハロウィンにもぴったりなかぼちゃのクラウンをお楽しみください。
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注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
使用する型がシリコン製でない場合は、スプレーオイルを振っておく。
バター以外のパン生地の材料を、ホームベーカリーに入れて、生地作りコースをスタート。
10分間ほどたったらバターを投入し、生地をこね上げる。
約2倍になるまで一次発酵させる。
一次発酵の間にかぼちゃフィリングを作る。
耐熱ボウルに解凍したかぼちゃペーストと砂糖を入れて、混ぜる。
電子レンジ600Wでラップなし、1分30秒間ほど加熱する。
シナモンパウダーを加えてよく練り、冷ましておく。シナモンの量は、パッパッとふたふりで0.1~0.2gくらい。好みで調整する。
出来上がりの重量は、約95g前後。これくらい水分を飛ばすと成形しやすく、しっとり感も感じられておいしい。
一次発酵が完了したら、5分割する(生地玉一つ80gくらい)。
ゆるく丸めて、保存容器などをかぶせ、20分間ほどベンチタイムを取る。
めん棒で、14×18cmの四角に伸ばす。
手前半分に、かぼちゃペーストを5分の1くらい(約20g)塗る。
ペーストを塗っていない部分に、ドレッジを使って、写真のように、切り込みを入れる。
手前からくるくる巻く。このとき、同じ太さになるよう、気をつけながら巻くと、仕上がりのカタチが美しくなる。
上の写真くらいまで巻いたら、向こう側の生地を持ち上げて巻き付け、一つ一つとじる。
とじ目を下にして、両端を合わせて円にし、型に入れる。
このとき、両端を合わせた部分(矢印のところ)を型にくっつけるように寄せて置くと、輪が開かずにキレイに発酵する。
型のふちより上に立ち上がってほしいので、型の大きさにしては生地が多めになっている。
温かいところで二次発酵させる。
タイミングを見て、オーブンを200℃に予熱する。
写真のように膨らんだら、200℃に温まったオーブンで11分間ほど焼く。
焼き時間は各家庭のオーブンによって調整する。
型から出して網にのせ、冷ます。
ハロウィンの贈り物には、ピックを刺す。
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「かぼちゃのクラウン」takacoco
© 2006 cotta Co., Ltd.
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