ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州にある、黒い森という名前のつくケーキ。
シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテは、「黒い森のさくらんぼケーキ」です。
私が初めて食べたのは、フランスでは「フォレ・ノワール」という名前で売られていました。
キルシュの香りがよい、美味しいケーキでファンになりました。
甘さ控えめで、甘いものが苦手な方でも食べられるよう、レシピを組み立てています。
パンチの効いた甘さが好きな方は、生クリームの甘さを強くしてください。
お酒が得意な方は、生クリームにもチェリーブランデーを加えたり、シロップにも少し多めに(倍量)入れてみてください。
アルコールが弱い方や、お子さまが食べる場合は、シロップを作る最初の工程でチェリーブランデーを入れて、アルコールを飛ばしてください。
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・コポー(チョコレートを削ったもの)を作っておく。
・粉類は、合わせてふるっておく。
・型に型紙を敷いておく。
・オーブンは、160℃に予熱しておく。
鍋にチェリー・グラニュー糖・レモン汁を入れて混ぜ合わせ、水も加えて火にかける。
ふたをせずに強火にかけ、沸騰したら中火にして5分間煮る。
火を止めて、チェリーブランデーを加える。
ふたをして、そのまま冷ます。
実とシロップを分けておく。
コポーを作るときは、厚みのあるチョコレートがおすすめです。
ピーラーでもいいですし、ナイフでも、野菜削りでもできます。
チョコレートの横断面を削ります。
チョコレートは直接持つと指の熱で溶けるので、キッチンペーパーなどを折って、挟んで持つことをおすすめします。
強く削ると、厚くクルクルと仕上がります。
優しく削ると、繊細な口溶けになります。
今回は、繊細な口溶けのコポーに仕上げています。
全卵にグラニュー糖を加え、湯せんにかけて温めながら、攪拌する。
白っぽくもったりとなり、落としたラインがすぐに消えないようになるまで、攪拌する。
ふるっておいた粉類を2度に分けて再びふるいながら加え、その都度ゴムベラで混ぜ合わせる。
ダマがほぼなくなったところで、溶かしたバターを加えて、混ぜ合わせる。
型紙を敷いた型に生地を流し入れ、2~3回トントンと落として、大きな気泡を抜く。
160℃に予熱したオーブンで30分間前後焼く。
焼き上がったら、型ごとトンと落として熱気を出し、型から取り出す。
オーブンシートは剥がさずに、そのまま冷ます。
上面の膨らんだ部分は、平らになるように切り落とす。
残りを3等分にスライスする。
全ての上面に、チェリーシロップを塗り、染み込ませる。
生クリームに細目グラニュー糖を加え、つのが経つ程度に泡立てる。
スポンジにクリームを塗って、チェリーを置く
再度クリームを塗って、スポンジを重ねるを2度繰り返し
3層ケーキができたら、きれいにナッペする。
あればセルクルを中央に置いて、コポー(チョコレート)をのせる。
セルクルがなくても大丈夫。
中央にコポーを円形に置く。
お好みのデコレーションをして、しっかり冷やして(休ませたら)出来上がり!
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「黒い森のクリスマスケーキ」sarajya
© 2006 cotta Co., Ltd.
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