お菓子作りの基本の「き」がたっぷり詰まったシンプルなバターケーキのレシピです。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
●無塩バターは薄くスライスして20℃程度に戻しておく。
大きな塊のままでは柔らかくなるまでに時間がかかります。なるべく早く20℃ほどに戻すために包丁などでスライスして重ならないようボウルに入れます。
季節によりますがこのまま1時間前後室温におきましょう。
寒い時期は軽く電子レンジで温める事も可能ですがバターを溶かしてしまっては×!
500Wで10秒ずつ様子を見ながら温めて、指で押さえて跡が残る程度まで柔らかくします。
●卵もバターと同じ20℃程度に戻す。
生地を作る上でバターと卵の温度がとても重要です。バターと同じくらいの温度になるよう卵も事前に20℃程度に戻しましょう。
卵は割りほぐした後、寒い時期はぬるめ(30℃ほど)の湯煎に少しつければあっと言う間に温かくなります。
温度が高くなりすぎないよう注意しましょう!
●使用する型にオーブンシート、またはバターを塗っておく。
バターを塗る場合は型内側に刷毛で薄くバターを隅々まで塗って、上から強力粉をふる。余分な強力粉は落としておく。
柔らかくしたバターにバニラペーストを入れハンドミキサー(低速)で混ぜて滑らかなクリーム状にする。
砂糖を2~3回に分けて加え、白くふんわりするまでしっかりとハンドミキサーで混ぜる。
(ここでしっかり空気を含ませる事により、よりふんわりとしたケーキになります。)
途中、ボウル側面に飛び散ったバターをゴムベラで払い落します。
ヘラについたバターはボウルのフチではなく、ハンドミキサーの羽で落とすとボウルが汚れずに済みますよ。更にしっかりと混ぜましょう。
20℃ほどに戻した卵を5~6回に分けて加え、その都度しっかりと混ぜ合わせる。
(卵を一度に沢山加えてしまうと、バターと上手く馴染まず分離しやすくなります。また卵が冷たくても同じように分離するため温度と入れる回数が重要です。)
しっかり乳化すればつやつやとして滑らかなクリーム状になります。
完全に分離した状態。滑らかなクリーム状でなくざらざらしています。こうならないよう注意しましょう。
ふるった粉を入れゴムベラでさっくりと切り混ぜる。
(ベーキングパウダーを入れる場合は、薄力粉と一緒にふるって、ここで加える。)
ザクザクザク・ひっくり返すというようにゴムベラを動かす。
完全に粉気がなくなったら更に生地につやが出るまで同じようにゴムベラで混ぜる。
(混ぜすぎないよう注意しましょう。)
準備した型に生地を入れる。
(ゴムベラで生地を入れにくい場合は絞り袋を使用すると便利です。)
表面を平らにならし中央の部分が少しへこみ両端が少し山になるようスプーンやゴムベラで整える。
焼成。
190℃予熱、160~170℃で小サイズ約30分 大きいサイズ約40分
(焼成温度・時間はご家庭のオーブンに合わせて調整してください。
焼き上がりの目安は中央ひび割れにも少し焼き色が付けば良いです。心配な場合は中心当たりにつまようじを刺して確認しましょう。)
焼成後すぐに型から外してケーキクーラーの上に出し紙をつけた状態で冷ます。
(すぐに型から外さないと生地が水滴でべたべたになる為注意。)
粗熱が取れたら袋に入れるかラップで包む。
(こうすることで生地がしっとりとします。)
cottaコラム「カトルカールとは?基本のバターケーキレシピ」もぜひご覧ください。
カトルカールというお菓子について、詳しくお話ししています。
数量:パウンド型13×6×4のもの2台(または17×8×6のもの1台)
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「基本のカトルカール」sheipann
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