パリッと飴掛けした、リッチなフランス伝統菓子サントノレ。
シブーストクリームで作るのが一般的ですが、今回はサンモレフレッシュマスカルポーネチーズで作ったクリームをたっぷり絞って仕上げます。
マスカルポーネチーズのまろやかでミルキーなコクが楽しめるぜいたくな味わいです。
少ない分量だと作りづらいため、2台分のレシピになっています。
【所要時間目安:90分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
・パートブリゼの材料は冷蔵庫に入れて冷やしておき、発酵バターは1cm角程度にカットしておく。
・シュー生地用の全卵は常温に戻しておく。
フードプロセッサーに薄力粉・塩・グラニュー糖を入れ、軽く回して混ぜる。
冷やしておいたバターを入れる。
バターがサラサラの粒状になるまで、フードプロセッサーで攪拌する。
※フードプロセッサーが無い場合は、ボウルに入れてカードと手の平を使ってバターと粉がサラサラの状態になるまですり潰してください。
全卵と冷水を合わせて加え、ひとまとまりになるまでガッガッガッと小刻みにフードプロセッサーにかける。
2等分して、それぞれラップに包んで冷蔵庫で3時間~一晩休ませる。
生地を3mm厚さに伸ばし、冷蔵庫で30分間以上冷やす。
※パートブリゼは縮みやすい生地なので、休ませながら作業します。
18cmセルクルや型などで抜き、全体にピケする。
使用するまで冷蔵庫で冷やしておく。
鍋に牛乳・水・無塩バター・塩・グラニュー糖を入れ、火にかける。
ぶくぶく泡が立つほど沸いたら、火を止める。
ふるった薄力粉を一度に加え、手早く混ぜる。
ひとかたまりになったら中火にかけ、1~2分間火にかけながらゴムベラでしっかり混ぜて、粉に完全に火を通す。
火から下ろし、ボウルに移す。
別の小さなボウルで全卵を溶きほぐし、少しずつ加えて混ぜる。
生地の出来上がりの目安は、ゴムベラですくうとポテっと落ち、ゴムベラに残った生地が三角形状になること。
※卵2個で足りなければ、3個目は少量ずつ生地の状態を見て加えてください。
シルパンを敷いた天板にパートブリゼを乗せ、表面にはけで薄く塗り卵する。
口径1cmの丸口金をつけた絞り袋にシュー生地を入れ、外側に一周絞る。
中央部分は、少し間隔を空けて渦を巻くよう、やや潰し気味に絞る。
シュー生地にも薄く卵を塗る。
200℃に予熱したオーブンでまず15分間、その後180℃に下げてさらに15分間焼く。
※土台が焼けたらプチシューを絞って焼いていきます。焼き時間が異なるので、土台が焼き上がってからプチシューに取り掛かります。
生地の状態を保つため、残ったシュー生地はボウルに入れたまま、ぬるめの湯せんにかけて保温しておいてください。
同じ口金で、プチシューを3cm程の大きさに、間隔を空けて絞る。
表面に卵を塗り、フォークで表面を平らにする。
※飴掛けするので、表面を平らにきれいに焼きたいため。
190℃に予熱したオーブンで、約20分間焼成する。
鍋で牛乳を温める。
ボウルに卵黄・グラニュー糖・フランプードルの順に入れ混ぜる。
ボウルの中に温めた牛乳を入れ、ホイッパーで混ぜる。
茶こしでこしながら、鍋に移す。
中火にかけて、絶えずかき混ぜながら炊く。
徐々にかたくなって、もったりとしてくる。
かたくなってきてもすぐに火を止めず、クリームがトロっとやわらかくなるまで炊く。
清潔なバットに広げ、ピタッとラップをする。
氷水の入ったポリ袋を上に置いて、急冷する。
ある程度冷えたら冷蔵庫へ移し、中まで完全に冷やす。
網とカードで、一度裏ごしする。
ボウルに入れ、ハンドミキサーの羽根を1本つけてほぐす。
サンモレ フレッシュマスカルポーネを加え、ゴムベラで混ぜる。
使用するまで冷蔵庫に入れておく。
全ての材料を鍋に入れて火にかけ、カラメルを作っていく。
※水あめを少し入れることで、結晶化しにくくなります。
ブクブク沸騰して色付いてきたら、やや浅めの色で火から下ろす(余熱でさらに色付くため)。
鍋より大きめのボウルに水を張り、鍋底を水に当てて、これ以上温度が上がらないようにする。
プチシューの表面に、少しだけカラメルをつける。
※カラメルをつけ過ぎると、飴の部分が厚くなってとてもかたい食感になるので、つけ過ぎないのがコツです。
そして大変熱いので、火傷に注意してくださいね。
薄く油を塗ったバットに、カラメルをつけた部分を下にして並べる。
カラメルがかたまって冷めたら、クリームを詰めていく。
菜箸で底に穴を開け、マスカルポーネカスタードを詰める。
組み立てていく。
カラメルをプチシューの底部分に少しだけつけて、土台の外側に接着する。
※カラメルが冷えて固まっていたら、軽く火にかけて溶かしてから使用してください。
隙間なく並べる。
3cmのプチシューだと、約12個で埋まります。
マスカルポーネカスタードを口径1cmの丸口金をつけた絞り袋に入れ、渦を巻くように絞る。
ボウルにサンモレ フレッシュマスカルポーネとグラニュー糖を入れ、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜ合わせる。
生クリームを少量づつ加えて、ホイッパーで混ぜる。
ボウルの底を氷水に当てて、ハンドミキサーで泡立てる。
ある程度泡立ったらホイッパーに持ち替えて、絞りやすいかたさになるまで少しホイッパーで泡立てて調整する。
15mmのサントノーレ口金をつけた絞り袋に入れ、外側から内側に向かって絞っていく。
どんどん絞っていきます。
全て埋めたら、さらに上にもう一段絞る。
マスカルポーネクリームの部分にだけ、粉糖を茶こしで軽く振る。
お好みでケーキピックなど飾る。
出来上がり。
プチシューを一つ真ん中に飾って仕上げても、かわいいです◎
出来立てが一番おいしいです。
飴がパリパリの、当日中にお召し上がりください♪
パートブリゼを3mm厚さに伸ばす。
68mmの菊型のパテ抜きで抜き、フォークでピケする。
ブリゼ生地に刷毛で薄く卵を塗り、口径1cmの丸口金をつけた絞り袋にシュー生地を入れ、やや潰し気味に絞る。
シュー生地にも薄く卵を塗る。
※焼くと膨らむので、端から5mm程度、内側に絞るのがポイントです。
同じ口金で、プチシューは2cm程の大きさに、間隔を空けて絞る。
表面に卵を塗り、フォークで表面を平らにする。
プチシューは一台につき、4つ使用します。
190℃に予熱したオーブンで、プチシューは約20分、土台は約22分焼成する。
ホールサイズと同様にカラメルを作り、シルパットにカラメルをつけた部分を下にして並べる。
プチシューの底に穴を開けて、マスカルポーネカスタードを詰める。
土台の中央にも少し絞り入れる。
カラメルをプチシューの底に少しつけ、土台に3つ接着する。
六切りの星口金をつけた絞り袋にマスカルポーネクリームを入れる。
プチシューの間と、中央にこんもりと絞る。
プチシューを乗せて出来上がり。
数量:18cm 2台分
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「マスカルポーネのサントノレ」nyonta
© 2006 cotta Co., Ltd.
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