大きなおへそが特徴のこのマドレーヌ。おへそが大きい分ボリュームもあり、得した気分になれます!
お菓子作りの中でも身近で簡単なものとされてるマドレーヌですが、おへそが出ない悩みを良く聞きます。それを解決するために試作を繰り返し、このレシピができました。おへそを出すためのポイントは、生地をしっかり寝かせる&高温短時間で焼くコト!
一晩しっかり休ませ、冷えた生地を高温のオーブンに入れることによって、炭酸ガスが生まれおへそが出ます。また型の準備もしっかりすることでキレイな焼き色が付きます。
時間をかけて丁寧に作ってあげることでマドレーヌ美味しさが増します。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
まず最初に塩キャラメルソースを作る。
生クリームは人肌に温めておき、有塩バターは溶かしやすいよう細かく切っておく。
鍋にグラニュー糖20gを入れ中火で溶かしていく。
このくらいに色づいてきたら火を止める。
人肌程度の温かさの生クリームをゆっくりお鍋に流して混ぜる。
すぐにバターを入れ、混ぜ溶かす。
しっかりバターが溶けたら、完全にクリームが冷めるまで置いておく。
次に焦がしバターを作る。
発酵バターを2センチ角程度に切って鍋に入れる。(このとき大きめのお鍋がお薦めです。小さいと吹きこぼれます。)
中火で泡だて器でしっかり混ぜながら溶かしていく。
混ぜ続け、このくらいに茶色く色づいたら火を止める。
そのまま置いておくと予熱で更に焦げるので、鍋を濡れふきんの上に移動させ温度を下げる。そのまま冷ましておく。
次にマドレーヌ生地を作る。薄力粉とベーキングパウダーを2度振るい、ボウルにいれ、グラニュー糖とトレハロースを入れ泡だて器で混ぜる。
粉の真ん中をくぼませ、溶き卵を2回に分けて入れる。ダマをなくすためにグルグル周りの粉の山を崩していく。ドロッとしてきたら残りの卵を混ぜる。
このくらいツブツブが残ってる状態でOK。
練りすぎに注意する。
そこに冷ましておいたキャラメルソースとブランデーを入れ混ぜ、焦がしバターを漉しながら一気に入れ混ぜる。
混ざったら、ボウルの周りをキレイにし、密着ラップをして冷蔵庫で一晩寝かす。
翌日。
私のようなブリキ型の場合、分量外の溶かしバターを刷毛でまんべんなく塗り、冷蔵庫で冷やしかため、強力粉を振り、払う。(型を裏向けて台にパンっと打ち付けるときれいに粉を払える)
使うまで冷蔵庫で冷やしておく。
※フッ素加工の型の場合強力粉の作業ははぶいてOK。
オーブンを200度に予熱し始める。
予熱が170度くらいになったら寝かしておいた生地を絞り袋にいれ、型の7〜8分目くらいまで絞る。
200度になったらすぐにオーブンにいれ10分焼く。
焼いている間、絞り袋に残った生地はこのように口の広い容器に入れ冷蔵庫に入れておく。
常に生地を冷やしておくコトがおへそが出るポイントです。
コンべクションオーブンじゃなくっても全てのマドレーヌにぽっこりおへそがでてきます。
焼きあがって荒熱を取る時、お互いのマドレーヌを支え合うようにして冷ますと、おへそもシェルの模様もキズつきません。
有る程度冷めたらジップロックのような袋にいれて閉鎖的に冷ましてください。(でも完全にフタを閉めてしまわないで)しっとり度が増します。
マドレーヌは英字ワックスペーパーで少し見えるようにくるみ、パニムールに入れます。
oppシートで全体を包み、サイドをリボンで結んでプレゼントすると可愛いです。
数量:11個
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「おへそぽっこり塩キャラメルマドレーヌ」なつみかん
© 2006 cotta Co., Ltd.
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