自家製きびバニラと甘酸っぱいあんずを組み合わせてバター・乳製品・白砂糖不使用で体に優しいのに、上品な甘さのケーキを作ってみました。
通常バニラシュガーを手作りする際はグラニュー糖を使いますが、故郷である奄美産のきび砂糖を使ってきびバニラを作ってみました。このきびバニラをうまく活用してお菓子作りに使えないかと試行錯誤し、このレシピが完成しました。きびバニラの作り方は、バニラシュガーのさやを割って、中身をこそげ取りまんべんなく混ぜ合わせるだけです。
レモンの爽やかさと、あんずの甘酸っぱさ、バニラの風味ですごくさっぱりと仕上がっているのに、普通のパウンドケーキにも負けない食べごたえがあります。バニラの風味をもっと効かせたい方は、きびバニラの割合を増やして下さい。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
○あんずは湯に10分ほど漬けもどし、水気をしっかりきってから1cm角に刻んでおく。
○きび砂糖ときびバニラを混ぜ合わせておく。
卵を卵白と卵黄に分ける。卵白にざらめ&きびバニラを合わせたものを4、5回に分けて入れ、そのつどハンドミキサーでよく混ぜ固めのメレンゲを作る。
できたメレンゲに卵黄、なたね油、豆乳、レモン汁を入れ、そのつど泡立て器でよく混ぜ合わせる。
ふるった薄力粉を生地に入れ、ゴムベラで切るようにさっくり混ぜ合わせる。(このとき生地の固さを見て、固いようならなたね油を少々足して様子をみる)
そこにあんずを入れざっと混ぜ合わせる。オーブンシートをひいた型に生地を流し込み、容器を軽く持ち上げ台に落とし、空気を抜く。
180℃に予熱したオーブンに入れ40分ほど焼く。竹串などでさして中の生地がついてこなくなったら出来上がりです。
数量:5人分
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「●きびバニラとあんずのパウンドケーキ」奏恵(がちこ)
© 2006 cotta Co., Ltd.
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