カシス、ラズベリー、グリオットなどお好みの酸味のある赤いフルーツピューレを使ったムースの中にバニラムースを入れたさっぱりとした中にバニラのクリーミーな味わいも感じられるムースです。おうちアレンジではグリオット(さくらんぼ)を使いました。
下準備
【ジェノワーズ】
・オーブンは180度に余熱する
・全卵は室温に出しておく。
・aのバター、牛乳は同じ容器に入れ温めておく
・薄力粉はふるっておく
・型にバターを塗って、型紙をつけておく
※余ったジェノワーズは冷凍もできます。
チョコプレートを作る際、厚みが薄すぎると割れやすく、気温が高いとダレてまがってしまうので3㎜程度あると安心です。また文字を書く際は溶かしたチョコの温度が高いと文字が緩んでしまうので試しにペーパーなどに書いて緩まなくなってから書きます。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
【ジェノワーズを作る】
卵をボウルに入れときほぐし、上白糖、水あめを加え湯煎にかけて36度くらいの人肌になるまでハンドミキサーの低速で泡立てる。人肌になったら湯煎から外し、高速で泡立てる。
※水あめは入れるとよりしっとりした焼き上がりになりますが、ない場合は省いてください。
ハンドミキサーの高速で泡立てて、もったりと白っぽくなりハンドミキサーの羽からゆらゆらと生地が落ちてつまようじがひとり立ちできるくらいになったら低速で同じ場所を10秒くらいずつ泡立て、ボウルを反時計まわりに回しながら1周ほど生地のキメを整える。ここまででおよそ8分〜10分ほどかかります。
ふるっておいた薄力粉を全体に散らすように再度ふるいながら入れ、ボウルの底から生地をすくうようにボウルを反時計回りに15度ずつくらい回しながら粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
粉気がなくなり、しっかり混ざったら一緒に温めておいた無塩バターと牛乳の容器に3の生地の一部を入れて混ぜあわせ、再び残りの3に戻し入れて生地がつやっぽくなるまでよく混ぜ合わせる。
4の生地を型に流し入れ、底をトントンと軽く叩き余分な空気を抜いて余熱していたオーブンを160度に下げ33分〜36分ほど焼く。※焼き時間、温度はご家庭のオーブンに合わせて調整してください。
焼きあがったら20cmほどの高さから型ごと台に落とし、焼き縮みを防止して、粗熱が取れるまで天地さかさまにしておき、粗熱が取れたら元の状態に戻す。
【b バニラのムースを作る】
bの粉ゼラチンをゼラチン用の水を入れた容器に振り入れ、10分ほどふやかす。
バニラビーンズのさやを半分にカットして、ナイフでビーンズをこそげとる。
小鍋に牛乳と8のバニラビーンズと鞘を入れて鍋の周りがフツフツと沸いたら火を止め、しばらくそのままバニラの香りを移すのに10分ほどおいておく
9で香りを移している間にボウルにcの細目グラニュー糖と卵黄を入れてよくすり混ぜる。
10の中に9の牛乳を茶こしで鞘を取り除きながら注ぎ混ぜ合わせ、再び小鍋に濾しながら戻しいれ、火にかけとろみがつき82度になったら火を止める。少し温度が下がったら7のふやかしたゼラチンを入れて溶かし混ぜる。
11を茶こしで濾し、氷水を張ったボウルに底を重ね、軽くとろみをつける。
bの生クリームをボウルに入れ、氷水を張ったボウルに底を重ね冷やしながら6分立てにホイップする
少しとろみがついた⒓に13の6分立てに泡立てた生クリームを2回ほどに分けて混ゼ合わせる。
14の生地を9cm×2.5cmのセルクルに流し、使うまで冷凍庫で冷やし固める。※生地が少し余るので余った活用方法を18で説明します。余った生地は18で使うまで室温で待機します。
6で焼いて冷ましておいたジェノワーズを商品コード076388の1cmのルーラーを使ってスライスする。12cmセルクルよりも一回り小さくなるように回りをカットする。
12cmのセルクルの底にラップをかぶせ、輪ゴムで止める。そこへ16で一回り小さくカットしたジェノワーズを画像のように周りに隙間ができるように配置する。商品コード073287が同じサイズです。
ここで15で少し余るバニラムースを使うために6cm×高さ4cmの丸のセルクル2つ6cmセルクルで抜いたジェノワーズを底に敷き、余ったバニラムースを等分に入れて冷蔵庫で冷やし固める。6cmセルクルがない場合はカップなどでもOKです。※商品コード060713が同じサイズです。
【c グリオットのムースを作る】
7と同様にcの粉ゼラチンをゼラチン用の水を入れた容器に振り入れ、10分ほどふやかす。よくふやかせたら小鍋にcの牛乳を入れて火にかけ、回りがフツフツと湧いてきたら、火を止めてふやかしておいたcのゼラチンを入れて余熱で溶かす
cのグリオットピューレをボウルに入れ、cの細目グラニュー糖も入れよく混ぜ合わせる。そこへ19のゼラチンを溶かした牛乳を入れてよく混ぜ合わせ、底を氷水を張ったボウルに重ねてとろみをつける。
cの生クリームをボウルに入れ、氷水を張ったボウルに底を重ね冷やしながら6分立てにホイップする
20に21の6分立ての生クリームとキルシュを入れて混ぜ合わせる。
17で準備した型に22のグリオットのムースを半分ほど入れ、型の側面にスプーンでこすりつけるように伸ばす。そこへ15で凍らせたバニラムースを型の周りを温めた布巾等10秒ほど巻き付けて外し、画像のように入れる。
23の上にグリオットムースをさらに流し込みパレットナイフで表面をなめらかにすり切る。冷蔵庫で半日ほど冷やし固める。
18の冷やし固めたムースの上に残りのグリオットムースを入れて冷蔵庫で冷やし固める。
【d グリオットのグラサージュを作る】
小鍋にdのグリオットピューレと細目グラニュー糖を入れ火にかける。ヘラでこするとなべ底が見えるくらに煮詰め、荒熱を取ておく。100g→60gくらいが目安。余るのですが作りやすい最低量で作っています。余ったジャムはパンなどにお使いください。
26を10gとナパージュ①20gを小さな容器に入れて混ぜておく。
24の十分冷やし固めたムースにナパージュ②を適宜全体がなじむようにパレットナイフで伸ばし、伸ばしたら27で作ったものをスプーンで3か所くらいに置く。改めてパレットナイフで伸ばしマーブルのようにする。
28のムースの輪ゴムをはずし、ラップを平に広げ、レンジ600wで30秒くらい温めた濡れた布を型に巻き付け10秒~たったら型を上に上げて外す。25も同様に型を外す。一旦冷蔵庫へ入れて冷やしておく。
【eチョコプレートを作る】
ボウルにチョコレートを入れ、50度くらいのお湯を張ったボウルに底を重ねて湯煎でチョコを溶かす。ステンレスのトレーをひっくり返して固く絞った濡れ布巾で拭いてOPPシートを置き、溶かしたチョコをパレットナイフで厚さ3mm程度に伸ばす。一旦冷蔵庫へ1~2分入れて表面を固める。
30を冷蔵庫から取り出し、お好みの型を使ってチョコに押し当てて型をつけたり、スクエアプレートならピザカッターなどで3cm×7cmにカットして再び冷蔵庫で冷やし固める。
コーティングホワイトチョコを小さな容器に入れて30と同じように湯煎で溶かし、「アイシングクッキーを作ろう」のページのコルネの作り方を参照にコルネを作りその中に溶かしたホワイトチョコを入れる。ホワイトチョコが29度~30度くらいのとろ~っとしたくらいの温度に下がったらお好みの文字を書く。
チョコプレートができたら29、25のムースに冷凍フランボワーズなどトッピングし32のプレートを配置する。冷凍フランボワーズをトッピングする際は冷蔵庫で自然解凍し、キッチンペーパーなどの上で水気を取ってからトッピングしてくださいね。
カットするとこんな感じです。
余ったジェノワーズ活用方法①
レシピID: 00008430
『シャポーアンコトン』
余ったジェノワーズ活用方法②
レシピID: 00007791
『マンゴームースケーキ』
余ったジェノワーズ活用方法③
レシピID: 00007697
『レアチーズケーキ』
数量:12cmホール
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「朝ドラまれの『陶子へのサプライズケーキ』おうちアレンジ」あいりおー
© 2006 cotta Co., Ltd.
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