甘酸っぱく煮たたっぷりのリンゴを型に入れ、甘さ控えめのタルト生地(パートブリゼ)を乗せて焼き、ひっくり返したフランスのお菓子です。失敗から生まれた美味しいリンゴのお菓子です。
パートブリゼを練らないように混ぜるとサクサクとした食感になりますよ。
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【a パートブリゼを作る】
バターは1cm角にカットし、卵、牛乳は合わせておき、薄力粉も全て使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
フードプロセッサーに薄力粉、塩、細目グラニュー糖とバターを入れて細かい粒状になるまでスイッチを入れて混ぜる。
※生地量が少ないのでフードプロセッサーでこのまま次の卵と牛乳を混ぜると混ぜすぎてしまうので細かい粒になったらボウルに移します。
ボウルに2を移し冷やした牛乳と卵を合わせたものを数回に分けて混ぜ、ポロポロとした状態までヘラで切り混ぜる。※フードプロセッサーで全部混ぜる場合はたくさん混ぜすぎてグルテンがでないよう気をつけます。この時点では多少粉っぽくてもいいです。
3の生地をドレッジなどでボウルの底に押し当て、半分にカットしては重ね、ドレッジで上から押さえ、また半分にカットして重ねるを4回繰り返しラップで包んで生地を冷蔵庫で十分休ませる。できれば前日に作っておくと良いです。
【b キャラメルリンゴを作る】
リンゴ3個の皮を剥き、種をくりぬき、6等分にカットする。小さいリンゴの場合は4等分にカットする。
フライパンにbの細目グラニュー糖の半量65gを入れ、プリンのカラメルを焦がす要領で焦がす。茶色になってきたら一旦火を止めてカットしたバターのおよそ半量25gを入れる。残りの細目グラニュー糖とバターはリンゴを入れてから使います。
6にカットしたリンゴを入れ、その上に残りの細目グラニュー糖とバターをちぎって入れる。
リンゴが柔らかくなって、水分が飛んでつやっぽく煮あがったら火を止める。
一般的な共底デコレーション丸型15cmを使う場合は使い捨てクッキングシートを敷き詰め、型の底に8のリンゴを隙間なく敷き詰め、煮汁も入れる。煮汁の濃度がさらさらなら、リンゴを敷き詰めたあと少し煮詰めてとろみをつけてから入れ180度のオーブンで30分ほど焼く。
9の荒熱を取ってる間に4のパートブリゼを3mmに厚さで15cmの丸型になるように伸ばし、ピケローラーやフォークを使って穴を開ける。
10の生地を荒熱の取れた9の上に乗せて、190度で30分~40分焼き色がうっすら茶色になるまで焼く。荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
よく冷えたら11をお皿の上でひっくり返す。
お好みで甘さのないホイップクリームやバニラアイスを添えても美味しいです。
数量:15cm丸型
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「朝ドラまれの「タルトタタン」のおうちアレンジ」あいりおー
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