母の日のために、春先のしっとり焼きあがるケーキを考えてみました。新緑のころなので、ピスタチオを使ったコクと、適度なクランベリーの甘酸っぱさが合うケーキです。クランベリーの代わりにサワーチェリーの乾燥したものでも美味しくできますよ。
このケーキは、たとえばクグロフ型のような形がきれいな型を使って焼いてもいいし、パウンド型などでもOKです。ここでは、カップケーキみたいに焼いてみました。上には、ホワイトチョコレートで作るマンディアン(コイン型)を乗せました。
飾るドライフルーツはケーキに入っているクランベリーと、ピスタチオ、そして彩りを考えて、オレンジピールにしてみました。もちろん、お好きな材料を乗せてみてくださいね。
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<下準備>
オーブンは、170℃で予熱を入れておく。
ボウルに柔らかくしたバターを入れてよく練って、これにピスタチオペーストをミキサーで混ぜ合わせる。
グラニュー糖を混ぜ入れてから、はちみつを加えて混ぜる。
卵を1個ずつ混ぜ合わせる。分離しそうになったら、少し湯せんにかけてボウルを温めながら混ぜ合わせるとよい。
ふるっておいた粉類をゴムべらでよく混ぜ合わせる(ベーキングパウダーが入っているので、ツヤが出るまでよく混ぜ合わせてください)。
最後にキルシュを加えて混ぜ合わせ、ドライクランベリーも入れて混ぜる。
これを用意しておいた型に8分目まで入れる。絞り袋を使うと簡単にきれいに入れられます。
予熱を入れておいたオーブンで小さなカップケーキだったら、18~20分程度焼く。大きなクグロフ型だったら、約40~45分をメドにしてください。
焼きあがったら、ケーキクーラーに取って冷ます。
耐熱容器にホワイトチョコレートを入れて、電子レンジで1分程度加熱する。半分ぐらいチョコレートが溶けていたらよい。
これを清潔なスプーンでよくかき混ぜて溶かす。完全に溶け切れない場合は、さらに10~20秒程度、加熱する。さらに混ぜて溶かす。(温度は42℃ぐらい)
これを冷蔵庫に入れて、27℃まで温度を下げる。絞り袋に入れる前によく混ぜてから、絞り袋に入れる。
シリコンマットを天板に敷いて、丸くホワイトチョコレートを絞り出す。あまり大きくならないように気を付けること。
この上にまだチョコレートが結晶化しないうちに用意しておいたドライフルーツやナッツを乗せてから、冷蔵庫で冷やし固める。
冷めたケーキの上に分量外のホワイトチョコレートを溶かして、それを糊にしてマンディアンを留める。
母の日のピックなどを飾ってもいいですね。
ケーキの断面はこんな感じです。
今回は2つのラッピングで。
ひとつは、カップケーキを1個プレゼント用にしてみました。
ガス袋に乾燥剤とケーキを入れてシールする。
マーサ・スチュワートのラッピングボックスに入れて、リボンを結ぶ。
母の日のシールを貼って、出来上がり。
2つ目は、4個入りのラッピングです。
ガス袋に乾燥剤とケーキを入れてシールする。これにくまちゃんのシールを貼る。
ボックスにラッピングペーパーを大き目に敷いて、袋詰めしたケーキを入れる。
上にラッピングペーパーの縁をきれいに折りたたんでかぶせ、シールを付ける。
ふたをして、リボンをかける。あれば、小さな花などを一輪添えて、そこにシールを貼って出来上がり。
数量:16~18cmのクグロフ型1台分
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「ケイク・オ・ピスタッシュ&クランベリー」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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