柚子の季節がやって来て、お菓子にも利用することにしました。柚子の風味はどんなお菓子にも合うので素晴らしいのですが、今回は簡単にできるフィナンシェ(フランス語で金融、財政の意味がある)に使ってみました。フィナンシェはたくさんの焦がしバターを使うので、香ばしくてリッチな味わいと、通常は金の延べ棒の形に焼かれるので、この名前が付いてます。
フィナンシェは卵白だけを使い、出来たら発酵バターを使って焦がしバターを作り、そしてアーモンドパウダーが高比率入るのが特徴です。1度食べたら、誰でもそのおいしさの虜になるようなフランスの焼き菓子です。作り方はとっても簡単。一番の秘訣はきれいな焦がしバター(フランス語でブゥール・ノワゼット: ヘーゼルナッツの外皮のようにこげ茶色に作るバターの意味がある)を作ることなので、まずはその作り方から説明しますね。
型はどんなものでもけっこうですが、フィナンシェ型や、こんなふうなピラミッド型とか小さな形だったら何でもいいです。シリコン型だったらすぐに取り外しができて便利です。
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*200℃でオーブンに余熱を入れる。
ブゥール・ノワゼット(焦がしバター)を作る。鍋に切ったバターを入れて中火にかける。そのまま火にかけて、焦げるまで様子を見る。途中、バターの水分が蒸発するときに噴くので気を付けてくださいね。
ボウルに卵白を入れて、もしコシが切れてない場合は軽く湯せんにかけて卵白のコシを切るようにする。これに砂糖を加えて泡だて器でよく混ぜ合わせる。
柚子はちみつ、塩、柚子のすりおろし、柚子の絞り汁を入れて混ぜる。
ふるった粉類を入れて、泡だて器でツヤが出るまで良く混ぜ合わせる。
これに焦がしバターを濾しながら、入れて混ぜる。
型に9分目ぐらいに生地を入れて、あったら上に柚子のピールを切って乗せる。
温めておいたオーブンで12~3分、軽く周りがこげ茶色になるまで焼く。焼きあがったら、網にとって冷まし、粗熱が取れたら型から外す。
こんなふうにかわいらしくおいしそうに出来上がります。
中はしっとり+ふんわりで、焦がしバターと柚子のハーモニーが素晴らしい味を出してますよ。
完全に冷めたフィナンシェをOP袋に入れて封をする。これに和紙コードのモスグレ―をかけて蝶結びにする。
スノークリップを付ける。
レッドフェルトポットに紙パッキンを適量入れる。
ラッピングしたフィナンシェを入れて、クッキーキャンドルのスノーマンをハンドルの横に、カーリングフォーユーの赤いリボンでつける。
出来上がり。
数量:小さな型25~30個分
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「柚子のフィナンシェ」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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