あるカフェで出会った、シナモンとオレンジの皮のピールが乗ったカフェ・モカの衝撃的なおいしさにビックリして、ぜひこの味で何かお菓子を作ってみたいと思いました。そして出来上がったのが、このマドレーヌ。小さいミニサイズながら、シナモンとオレンジが効いたカフェ・モカマドレーヌです。
もちろんシナモンはお好みで。量も明記してありますが、シナモンが苦手な方は全然入れなくてもOKです。やはりミニサイズでも、たくさん発酵バターの入るマドレーヌはしっとりとしていておいしいものです。作りたてよりも翌日以降、日が経つにつれて風味も変わって行くのが面白いマドレーヌになりました。いろんな味のハーモニーなので、しばらくの間、違った味わいを楽しめますよ。
型はシリコン型を使いましたが、これはとっても便利。でも普通の型でも、準備してそのまま使えます。その際には、溶かしバターを薄く2回ハケで塗り、その都度、冷蔵庫で冷やし固めてください。そして最後に強力粉をはたいて、まんべんなく型に付けてくださいね。これで型の準備完了。なお、シリコン型だったら、そのまま準備なしで使えます。
私のマドレーヌの特徴は、焦がしバター(ブゥール・ノワゼット)を使うこと。これで風味が断然違ってきます。これはフランス時代に習った方法で、一番気に入っている作り方です。なお、マドレーヌは一晩生地を冷蔵庫で休ませるのがコツです。
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焦がしバターを作る。鍋に切ったバターを入れて中火にかける。そのまま溶かしてさらに煮る。沸騰して来るが、そのまま軽く混ぜながら底が茶色になるまで煮て、火から下ろす。
粗熱が取れたら沈殿物を濾しておく。
ボウルに卵を割ほぐして、泡だて器でよく混ぜる。
これに砂糖、はちみつの順に入れてよく混ぜ合わせる。
コーヒーミルクを入れて混ぜる。
シナモンとふるった粉類を入れる。
ツヤが出るまで泡だて器でよく混ぜる。
焦がしバターを入れて、完全に混ざるまで混ぜ合わせる。
最後に切ったオレンジピールを入れて、生地の完成です。
生地にピッタリとラップで覆って、冷蔵庫で一晩寝かす。
*** 200℃でオーブンに予熱を入れておく。焼くときには180℃に落とします。
翌日、丸金口をつけた絞り袋に生地を詰めて、写真のように絞り出す。あんまり量が多いと、オーブンの中で、型から溢れだすので気を付けてください。
予熱完了後、180℃にオーブンを下げて、約10分程度焼く。
焼けたら、すぐに型から外して完全に冷ますこと。
中身はこんなふうです。
付属のOP袋にマドレーヌを入れて、上で留める
これをエッグケースに入れて、ケーキピックを飾る。
ふたを閉めて、上にドイリーとシナモンスティックを乗せてコードで結ぶ。
デイジーの飾りをつける。
最後に付属のタグにメッセージを書いて出来上がり。
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「シナモン&オレンジのカフェ・モカマドレーヌ」panipopo
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