夏になると、トロピカルフルーツを使って、冷たいお菓子作りがよい季節。マンゴーも安くなるし、パッションフルーツがなければ、そのままマンゴーだけでもOKです。私は手軽にパッションフルーツのピュレ(加糖10%)を使ってますが、もともとはマンゴープリンのレシピなので、マンゴーとバナナだけでも十分な美味しさです。これを一番下の層に持って来ました。
次は、クリームチーズムースの層。ふんわり+まったりのムースでクリーミィーに。3種類のトロピカルフルーツプリンの甘酸っぱいフルーティーさをうまく包んでいます。
そして一番上には、パッションジュレをかけた、キューブ状に切った生のマンゴーで飾って出来上がり。見た目も爽やかな夏のデザートになりました。パッションフルーツのピュレがない場合は、オレンジとレモン果汁で代用です。
3層のプリン、ムース、ジュレにはそれぞれ、粉ゼラチンと板ゼラチンを使っています。粉ゼラチンの特徴は、しっかりと固まること、そして板ゼラチンはふんわりと柔らかく。それを利用しての食感の違いを楽しんでくださいね。
ラッピングも夏らしく、ちょっとシンプル+可愛い大人風に。ビーサンにも、フェミニンなサンダルにも合う感じにしてみました。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
小鍋にマンゴー、パッションフルーツ、バナナのピュレを入れて混ぜる。
はちみつを混ぜて軽く沸騰させる。沸騰したら、ごく弱火にしてそのまま2分程度、焦げないように混ぜながら煮る。
別の小鍋に牛乳と砂糖を入れて火にかけ、よく混ぜ溶かす。
火から下ろして、これが60℃ぐらいになったら、準備しておいたゼラチンを加えて、溶かし混ぜる。
これに熱を通したトロピカルフルーツを加えてよく混ぜ合わせる。
氷水にちょっとボウルを当てて粗熱が取れたら、サワークリームと生クリームを入れ混ぜる。
これを等分に器に流し入れて、冷蔵庫で冷やし固める。
必要だったら、ボウルにクリームチーズを入れて湯せんに軽くかけながら、チーズを滑らかに練る。(湯せんは取っておく)
火から下ろして、レモン果汁とサワークリームの順に入れてよく混ぜ合わせる。
はちみつとキルシュも混ぜ入れる。
準備しておいた板ゼラチンを耐熱容器に入れて、10秒ごとずつに電子レンジにかけながら、その間にゼラチンをかき混ぜて溶けたらOK。溶けるまでは少しずつ加熱しながら、かき混ぜては、溶かすを繰り返す。(沸騰させないように気を付けてね)
間髪を入れずにゴムベラを使って、すべての溶けたゼラチンをクリームチーズのアパレイユの方に入れて、よく混ぜ合わせる。万が一、ゼラチンが固まってしまいそうだったら、湯せんにかけて、ゆっくりと混ぜ溶かす。
これをボウルごと氷水に当てて、時々かき混ぜながら、とろりとするまで待つ。(完全に冷めている状態)
その間に別のボウルに生クリームとキルシュを入れて、ハンドミキサーで6分立てぐらいに泡立てる。
2回に分けて、この生クリームを入れ混ぜる。最初は泡だて器で、2回目はゴムベラでデリケートに混ぜること。
固まったトロピカルフルーツプリンの上にバナナの輪切りを乗せて、間髪を入れずにクリームチーズムースを流し入れる。少し、器ごとトントンと軽く作業台に当てて余分な空気を抜く。
これを冷蔵庫で冷やし固める。
パッションフルーツのピュレと水を耐熱性のボウルに入れてレンチンして沸騰させる。これに砂糖を加えてよく混ぜ溶かし、60℃ぐらいになったら、準備しておいたゼラチンを加えて、混ぜ溶かす。使うまで冷蔵庫に入れて、粗熱を取っておく。あるいは氷水に当てても。
小さくキューブ状に切ったマンゴーを乗せて、上にこのジュレを注いで冷蔵庫で冷やし固める。
固まったら、グリーンのハーブでおめかし。
クリームチーズムースは、こんなふうにふんわり、トロピカルフルーツプリンと絶妙なコンビ。
器にケーキフィルムを乗せて、ホームメイドのタグで留める。
これをボックスに入れる。
ふたをして、帯を箱の上に乗せて両端をテープで留める。
バッグの中に保冷材も忘れないように。
バッグに入れて、ジュエリー型のアクセサリーを取っ手につけて、あったら花を飾って出来上がり。
数量:4人分
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「マンゴー・パッション&バナナプリンとクリームチーズムース」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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