夏でも湿気があっても、いつでもマカロンを作るのに案外と上手に出来るのが、イタリアンメレンゲを使った方法です。メレンゲを作るのに温度計(200℃計)が必要で、ちょっと手間がかかるけれどメレンゲを作ってしまえばこれでバタークリームもすぐに作れてしまうので、一石二鳥。イタリアンメレンゲを活用して作るバタークリームは軽くてバターで作っているとは思えないほど。
そのバタークリームに煮た大納言を入れて、あずきクリームにしてみました。軽くて美味しくてこのまま、これだけ食べても十分に美味しいです。余ったら、トーストに乗せて食べても、また違ったクリームの活用法。
なおマカロンはクリームを挟んで1日冷蔵庫で寝かしておくと、クリームとマカロンが馴染んで一体化して、もっと美味しくなります。保存は密閉容器に入れて、冷蔵庫でどうぞ。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・大納言(あずき)は、黒砂糖で煮る。仕上げに塩を一つまみ入れて水分がなくなるまで炊くこと。仕上げにコアントローを少々入れて混ぜると風味良く出来る。
・オーブンは170℃で予熱を入れる。
イタリアンメレンゲを作る。大きなボウルに卵白75gを入れて、ミキサーの準備をする。
厚手の鍋にグラニュー糖と水を入れて溶かしながら沸騰させる。
温度計を入れて110℃になったら、ミキサーのスイッチを中速に入れて混ぜ始める。
鍋のシロップの温度が118℃になったら、火から下ろしすぐに、ミキサーで混ぜている卵白のボウルに少しずつ糸を垂らすように少しずつ入れてさらにメレンゲが白くもったりするまで混ぜる。
別のボウルに、全ての粉類を一緒に2回ふるったものを入れて、卵白を入れる。
これをゴムベラで混ぜながら、全体的にスムーズになるまで混ぜ合わせる
90gのイタリアンメレンゲを2回に分けて、生地に混ぜ合わせる。
ここまで来たらマカロナージュです。
まずはカードでボウルの底面に生地をこすりつけながら、じっくりとメレンゲの泡を壊すように混ぜて行く。
ドロっとした溶岩のように垂れればOKです。
10番の金口を付けた絞り袋に生地を詰める。天板の上にベーキングマットを敷いて感覚を開けながら、丸く絞っていく。
最後に天板を底から叩いて余分な空気を抜く。
温めておいたオーブンで、最初は2分間、170℃で焼く。そこから13分ぐらい140℃に下げてから、色がつかないぐらいによく焼くこと。
焼き上がったら、網に取って冷ます。
バタークリームを作る。
ボウルにバターを入れてハンドミキサーでよく混ぜる。
これに90gのメレンゲを3回に分けてバターと一緒によく混ぜ合わせる。
大納言を入れて、混ぜて出来上がり。
冷蔵庫でちょっと冷やしてから絞るとよい。
上にマカロンコックを乗せる
小さなOP袋にマカロンを1個ずつ詰める。ブラウンのシールを貼る。
バスケットに紙パッキンを、入れてこの上にマカロンたちを並べる。
グリーンのリボンをハンドルの部分の上で、大きく蝶結びにする。
オレンジのリボンをかけて交差させる。
花のようにリボンを3つの輪っかにして根元の部分をオレンジ色のリボンを交差させたところに置き、オレンジのリボンで留めて、そこで蝶結びにする。
出来上がり。
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「抹茶マカロン」panipopo
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