このにんじんパウダーと野菜&果汁ジュースの入ったチョコレートチップのケーキマフィンは、出来上がりもしっとりとして、子供にも優しい材料を使って作りました。きっとマフィンの考えがちょっと変わる味わいだと思います。食べてみると、フルーティーでふわり。優しい甘さの中に小さなチョコチップが楽しい味の変化を与えていて、本当に美味しく仕上がります。
このケーキマフィンは、cotta*さんのサポートや全国からの有志の皆さんの義援金によって、今回の震災で被害のあった岩手県の一関市にある保育園と幼稚園の2ヶ所、総勢142名の園児にプレゼントするためのお菓子とパンセットのひとつになる予定です。なので、小さな子供に好かれる味わいで、見た目にも可愛く、そして簡単に出来て栄養価も素晴らしいものを、と考えて作られました。砂糖も白砂糖ではなく、カルシウム分やミネラル分の豊富な滋養の高いキビ砂糖を使用しました。キビ砂糖は、仕上がりが優しい味わいになり、味に深みが出るので、私は焼き菓子に好んで使います。少しでも、体に優しいものを子供には与えたいと思います。
ケーキマフィンの生地自体は、ワンボウルで混ぜるだけで出来上がります。今回は遠方へのプレゼントですので、デコするのは子供にも喜ばれるホワイトチョコレートで、小花とテントウムシ(転写シート)を作って飾りました。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・170℃でオーブンに予熱を入れておく。
小鍋に夏ミカン果汁と水、グラニュー糖を入れて沸騰直前まで混ぜながら温める。
ボウルにバターを入れて柔らかく練っておく。これにサワークリームを加えて混ぜ合わせる。
さらにキビ砂糖を加えて混ぜる。
卵を1個ずつ割り入れて、泡だて器でよく混ぜ合わせる。
ふるっておいた粉類を混ぜ入れて、泡だて器を垂直でグルグルと、ツヤが出るまでよく混ぜる。
これに野菜&果汁ジュースを入れて、さらに混ぜる。
チョコレートチップスを入れて、ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせる。
マフィンカップに8分目まで生地を流し入れる。
温めておいたオーブンで20~25分程度焼く。焼き上がったら、網にとって冷ます。
ホワイトチョコレートは、できたらテンパリングした方が温かい季節に溶け出さないのでしてください。無理な場合は、細かく切ったチョコレートを耐熱容器に入れて電子レンジで40~60秒程度加熱して、60%ぐらい溶かす状態にする。これを取り出して、ゴムべらでよく混ぜて完全にチョコレートを溶かす。
コルネを作るか、あるいは小さなデコ用の使い捨て絞り袋に、テンパリングしたチョコレート(電子レンジで溶かしたものでも)を入れる。先を細く切って、冷蔵庫で予め冷やしておいた天板にビニールシートなどを敷いた上にこのように花びらを絞って行く。
チョコレートが固まらないうちにアラザンを乗せる。冷蔵庫に入れて完全に固める。
これを溶かしたチョコレートを付けて、完全に冷めたケーキマフィンに付ける。
出来上がり。
中身はこんな感じです。
マフィンカップをワックスペーパーで包み、OPパック(15-25)に入れる。
センテンスフィルムを適当な大きさに切って、トレーを真ん中に置く。上でセンテンスフィルムを合わせて軽く折り込む。両端をラフィットとラティスリボンで結ぶ。
数量:マフィンカップ6個分
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「キャロット・チョコチップのケーキマフィン」panipopo
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