ハロウィンのお菓子だったら、パンプキン使いが一番ポピュラーですが、今回はその道を抜け出して、アメリカ的にチョコレートとキャラメル使いでケーキを作ってみました。これはワンボウルで出来るケーキですが、18cmのクグロフ型で焼くことによってゴージャス&見映えのよいお客様モードのケーキに早変わり!
このケーキ、出来上がりもきれいですが、キャラメルソースをかけるとさらに見映えがよくなって、秋らしい感じに仕上がります。このキャラメルソース、難しい方法で作りません。すべての材料を鍋に入れて、ひたすら煮詰めるだけ。ただ、このソースを作るタイミングと、ケーキが程よく冷めるタイミングが合うことがコツ。このキャラメルソースは、ほんの少し冷めてから粗熱の取れたケーキにかけるのがポイントです。
そうすると、ツヤツヤで冷めたら切ってもべたつかないきれいなキャラメルの出来上がり。
このケーキ18cmのクグロフ型で焼きましたが、たとえばカップケーキ仕立てにしても、あるいはパウンドケーキ型で焼いても、それぞれ違った感じに仕上がってどれもきれいです。お好みの型で、さまざまな形で焼いてみてくださいね。その場合は、焼成時間が違ってきますので、ご注意を。
さて、ハロウィンですが、アメリカだったら、ジャック・オ・ランタンのチョコレートや、キャラメルだったら、キャラメルアップル(日本で言うリンゴ飴みたいなもの)が有名です。もちろんパンプキンで作るケーキやパイや、お菓子がいっぱいでトリック(Trick=いたずら)をする必要もないぐらいに、トリート(Treat=お菓子)をもらえるこの季節には子供も楽しい時期でしょう。
このケーキ、とても美味しくて危険なので、悪魔のキャラメル&ショコラケーキと名付けました。笑
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・180℃でオーブンに予熱を入れておく。
・直径18cmクグロフ型 (溶かしバターをたっぷりと、まんべんなく全体に塗って冷蔵庫で使う前まで、冷やし固めておく)
ボウルにバターを入れて柔らかく軽くなるまで練る。
これにサワークリームを合わせて、泡だて器でよく混ぜ合わせる。
キビ砂糖、塩、メープルシロップの順に混ぜ入れる。
卵を1個ずつ混ぜ合わせる。途中で分離しますが、心配いりません。寒い時期だったら、少し湯せんにかけて混ぜると少し乳化します。
ふるっておいた粉類を一気に入れて、泡だて器でツヤが出るまで混ぜ合わせる。
こんなふうに泡だて器を垂直に握って混ぜていくとよい。
これにラム酒を加えて、混ぜ合わせる。ツヤツヤしたら出来上がり。
最後に刻んだ胡桃、チョコレートチップスの順に入れて、ゴムべらでさっくりと混ぜる。
用意しておいた型に生地を流し込んで、18cmの型なら、40分程度焼く。
途中、12分程度焼いたら、ケーキの上部に4ヶ所、ナイフで切り込みを入れておく。
出来上がったら、ケーキクーラーの上にベーキングペーパーを敷いて型から出して冷ます。
この間にキャラメルソースを作ります。
鍋にすべての材料を入れて、木べらでかき混ぜながら火にかけて砂糖やバターを溶かす。
この状態になるまでにすべての材料が溶けるようにしておくこと。
それから火を弱めて、沸騰させて、8~10分煮詰める。ときどき、木べらでかき混ぜる。
こんな状態で、木べらがキャラメルでコーティングされたらOK。このまま少し木べらで2分ぐらいよくかき混ぜる。
8~10分程度粗熱を取る。
粗熱の取れたケーキにまだ温かい(あまり冷めてしまうと、キャラメルが硬くなってしまうので、注意!)キャラメルソースをかけて仕上げる。
キャラメルソースが固まったり、分離してしまった時には、再び鍋を温めてよくかき混ぜるとよい。
冷めたら、キャラメルソースは手につかない程度になります。切り分けも簡単できれいです。
ケーキの断面です。モイスト&ヤミー!
数量:
\SNSでシェア/
「悪魔のキャラメル&ショコラケーキ」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
このレシピを作ったら、ぜひコメントを投稿してね!