さぁ、いよいよクリスマス月ですね~。
今年はコッタさんで「世界のクリスマス菓子」の特集を組んでいて、
私は「クグロフ」を紹介させていただくことに(^-^)
クグロフは、
オーストリア、スイス、ドイツ、フランスのアルザス地方に伝わる伝統菓子で、
マリーアントワネット王妃も大好きだったお菓子だそう。
なんかそれだけで高貴で恐れ多い感じがしちゃうけど、
まぁ、簡単に言ったら
パンよ、パン(笑)
卵やバターたっぷりのブリオッシュ生地にドライフルーツを入れて、
クグロフ型で焼いたものなの。
本当なら粉の50%はバターなどの油脂分(今回はネオナチュレを使用)を入れるのが
ブリオッシュの正統派だけど、
私はなんといっても手ごねパンが大好きなので、
30%まで抑えて手ごねにトライっ。
(50%のパンなんて、手ごねじゃできたもんじゃないわ・笑)
それでも、なかなか手ごねでまとめるには根性がいるので、
ホームベーカリーのこね機能やニーダーを使ってこねるのが、
何より楽ちんだと思います。
焼き上がったら、粉糖をたっぷりとふりかけていただくのがクグロフだけど、
今回はクリスマス風にデコレーションしてみました。
ケーキよりは日持ちもするので、楽しんでいただける時期も長いと思います。
では作り方、いってみよ~♪
クリスマス特集はこちら
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・クグロフ型に薄く油を塗っておく。
・焼成時に間に合うようにオーブンを180度に予熱完了しておく。
準備1:強力粉とドライイーストを一緒に混ぜ合わせておく(a)。
準備2:写真のようにボールに砂糖、塩、水、卵を加えて一緒に混ぜ合わせておく(b)。
(b)に(a)を入れてコルヌでざっと混ぜ合わせ、さらに牛乳も加えてコルヌで混ぜ合わせる。
次に手で全体を混ぜ合わせ、だいたいひとまとまりになったら作業台にあける。
縦に生地をしっかりとこね、台離れがよくなってきたら手元で転がすようにこねて、グルテンを作る。
表面がなめらかになってきたところで生地を広げ、
ネオナチュレを加えては折り畳むことを3回ほど繰り返す。
全部ネオナチュレが入ったところで、
生地をもむようにしてネオナチュレをある程度なじませる。
再び縦ごねをしてネオナチュレと生地をしっかりと一体化させる。
油脂分のムラがなくなったら、コルヌを使いながら生地をもちあげ、たたきごねと手元での丸めごねを繰り返してしっかりとまとめる。
※ネオナチュレを加えると、生地が再びゆるくなり、クリーム状になります。
手ごねでは、この先まとめるのがかなり大変になるので、慣れない場合は、
ホームベーカリーのこね機能やニーダーなどを使用することをお勧めします。
こね上がった生地を広げ、ラムレーズン、クランベリー、ドライブルーベリーを置いて手前から巻く。
棒状になったら縦にし、さらに端から端までくるくる巻いたら、まんべんなくフルーツが行きわたるように生地をもんでいく。
生地をまるめてボールに入れ、ラップをかけて30℃で60分ほど発酵させる(一次発酵)。
二倍ほどに大きくなっていれば発酵完了。
11を作業台にあけて軽く手でガス抜きをしたら、再び丸めなおしてとじ目を下にする。
キャンバス地、ぬれ布巾、ラップの順に被せて、20分ほど生地を休ませる(ベンチタイム)。
生地を20×20cmほどにのばす。
手前からくるくると生地を巻いたらとじ目をしっかりと指で押さえる。
とじ目を上にしてクグロフ型にまわすように入れ、端もしっかりと指で押さえて接着する。
キャンバス地、ぬれ布巾、ラップを再び被せ、30℃で35~40分ほど発酵させる(二次発酵)。
型の9分目ほどまで発酵したら発酵完了。
180℃のオーブンで25ほど焼く。
焼き上がったら型からすぐに出して、完全に冷ます。
粉糖、乾燥卵白、水をよく混ぜ合わせたら、19の上にかける。
ドライフルーツ、アーモンドなどで好みにデコレーションする。
さぁ、焼きあがったわよ~(≧▽≦)
ちょっぴりリース風の雰囲気にデコレーション♪
このあたりはご自由にデコレーションしてくださってOKだと思います。
もちろん、正統派の粉砂糖でも♡
思わず富士山に見えちゃうのは、
私が静岡県民だからかしら?(笑)
このアイシングがまた、
食べた時にとってもおいしいので、
た~っぷりかけてね。
・・・
せっかくのクリスマスなので、カロリーのことは忘れましょう(笑)
カットするとこんな感じ。
卵&バターたっぷりのリッチだけあって、黄色いパン生地がお目見えします。
たまにはこんなクリスマス菓子も素敵っ♡
ぜひ作ってみてね~♪
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「ブリオッシュ生地でクリスマスクグロフ」JUNA(神田智美)
© 2006 cotta Co., Ltd.
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