ハードそうに見えて、じつはちょっぴりソフト。
春が薫るよもぎのパンに、あんことバターをサンドして和と洋が合わさった美味しさを味わいます。
好みで、こしあん、白あんでも美味しいです。塩気が美味しさの要なので、フィリングのバターは必ず加塩されたものを使います。
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よもぎ用の湯(さわれる温度)によもぎを入れて、戻す。数分で水分を吸いきるので、茶こしで濾して、スプーンで押してしぼる。ザルでは目が粗いので、茶こしを使う。
戻したよもぎは、水分をしぼって、26gにする。しぼりすぎ、べちゃべちゃすぎは、パン生地の水分が変わってくるので、26gはきちんと計量する。
HBにクッペの材料をすべて入れ、生地づくりコースでこねる。バターをはじめから入れることで、グルテンの形成を抑え、歯切れのよいパンになる。手ごねでもOK。2倍の大きさまで発酵したら、8分割してゆるく丸め、乾かないよう、大きな容器などをかぶせて、15分ほどベンチタイムを取る。
クッペに成形する。
直径8センチの円形になるように、手でやさしく伸ばす。
上半分をたたむ。
左上から中心に向かって折ってたたみ、右上から中心に向かって折ってたたむ。
上を、中心に向かってたたむ。
指でやさしく、向こう側に押して、上辺の生地を張らす。
生地を180℃回転させ、工程5~7を繰り返す。
中心を軸に、張らせるように上下から折って、とじ目を閉じる。6方向から中心に生地が集まることで真ん中に圧がかかり、クープが開きやすくなる。
天板の上にパンマット敷き、打ち粉をしっかり振って、畝を作って生地を並べる。天板ごと大きなビニール袋に入れて乾燥を防ぐ。室温(20~23℃程度)で40分置いたのち、ビニールから出して、室温で10分ほど置く。乾ホイロを取ることでクープを開きやすくする。また、生地温を上げすぎないことも、クープを開かせるポイント。
ホイロが終わるころに、オーブンの予熱が完了するよう、天板を庫内に入れて250℃に予熱を開始する。可能であればスチームが入るように設定しておく。
ホイロ完了時の、生地の様子。ぷっくりと膨らんでいる。室温によって膨らむ速さが違うので、写真の膨らみ具合を目安に調整する。
スリップピールの代わりに段ボールの板を使う。段ボールにオーブンシートを敷いて、生地をのせ、粉をふってクープを1本入れる。霧吹きを吹く。段ボールを使って生地をオーブンに移動させ、オーブンシートを滑らせて庫内に入れる。
230℃に温度を下げて5分、210℃に下げて8分、合計13分ほど焼く。スチームが入れられる場合は、初めの5分ほど、スチームが出るよう設定する。各家庭のオーブンによって調整する。焼き上がったら、網の上にのせて冷ます。
冷めたら、ナイフで横に切り込みを入れ、パン1個につき、粒あん20gを塗る。
加塩バターを薄くスライスしてサンドする。バターは8~10gくらいがおいしい。
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「よもぎクッペのあんバターサンド」takacoco
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