シュガーヴェールのクラウンクッキー

下準備

乾燥卵白を水で溶かしておく。溶けにくいので一度攪拌した後、10分ほど放置し、また攪拌すると溶かしやすいです。

クラウンシュガーヴェール

• 1

  トリコミックス30gに水30mlを加えて、ヘラなどで混ぜる。

  
• 2

  もし、着色する場合はクリーム状の時にジェル状のアイシングカラーなどで着色しておく。
  爪楊枝の先に着色料を付けてクリームに混ぜると便利です。

  
• 3

  １を少量、シュガーヴェールマットに置き、ドレッジなどで薄くのばす。
  この時、模様からはみ出てた余分なクリームは綺麗に取り除いておく。
  クリームが固まるまで室温で放置する。

  
• 4

  クリームが固まれば、シュガーヴェールマットからゆっくり剥がす。
  剥がれてきたシュガーヴェールはスケッパーなどでそっと抑えながら、ゆっくり外す。
  この時、マットを台の上に裏向けに置き、マットを曲げながら外すと破れにくい。

  
• 5

  剥がれたシュガーヴェールを長さ方向に半分にカットする。

  
• 6

  シュガーヴェールを輪にして、端同士が少し重なるようにし、少量の水を付けて、指で押さえて接着させる。
  輪の状態のまま立て、乾燥するまで室温で放置する。

  

お花のシュガーペースト

• 1

  シュガーペースト100gに水12.5mlを混ぜて、ムラがなくなるまで練ってまとめる。
  まとまったシュガーペーストはラップをして、乾燥しないようにする。

  
• 2

  １のシュガーペーストを少量取り分けて、着色料で好きな色に着色する。
  爪楊枝の先に着色料をつけて、シュガーペーストに混ぜると便利です。

  
• 3

  着色したシュガーペーストをロールピンで1mm程度の厚みまで伸ばす。

  
• 4

  シュガーペーストを花の形の抜型で抜く。
  この時、プッシュピンタイプの抜型を使うと、小さいパーツを作りたい時に便利です。
  違う形の抜型を使ったり、いろんな種類の花のパーツを作っておくと後でアレンジしやすくなります。
  抜く個数は型の大きさやアレンジにもよりますが、写真の型では15個ほど抜いておくとクラウン1周分になります。

  
• 5

  抜いた花パーツの中央に角がお辞儀をする硬さのアイシングクリームを少量付ける。

  
• 6

  中央のアイシングクリームが乾かないうちに、ノンパレイユやアラザンで花芯を飾る。

  

アイシングクッキー

• 1

  溶かした乾燥卵白を茶こしなどで漉しながら粉糖100gに入れる。
  乾燥卵白の分量は下記工程２から４の3種類の硬さを参考に、硬い場合は溶かした乾燥卵白を加え、柔らかい場合は粉糖を加える。

  
• 2

  ☆葉っぱ用のアイシングクリーム☆
  1をよく攪拌し、角が立つ硬さに調整してコルネに詰める。

  
• 3

  ☆線引き用のアイシングクリーム☆
  ２のクリームに溶かした乾燥卵白を加え、角がお辞儀をする硬さに調整し、コルネに詰める。

  
• 4

  ☆広い面積を塗る用のアイシングクリーム☆
  3のクリームに溶かした乾燥卵白を加え、すくって滑らかに落ちる硬さに調整し、コルネに詰める。
  落ちたクリームが5秒程度で馴染むぐらいが目安。

  
• 5

  2の硬さのクリームでクッキーの周囲に輪郭を描き、内側に3の硬さのクリームで内側を塗り、乾燥させる。

  
• 6

  アイシングクリームは好みで着色する。
  違うタッパーにアイシングクリームを少量取り分けて、着色料で好きな色に着色する。
  爪楊枝の先に着色料をつけて、アイシングクリームに混ぜると便利です。

  

飾りつけ

• 1

  アイシングしたクッキーの上にシュガーヴェールのクラウン、裾部分にシュガーペーストのお花を並べて、クラウンと一緒にアイシングクリームでクッキーに固定する。
  （角がお辞儀をする硬さのクリームを使用する）

  
• 2

  角がお辞儀をする硬さのクリームでクッキーの周囲にドットなどで飾りつけをする。

  
• 3

  緑に着色した角が立つ硬さのクリームを使い、お花の隙間に葉っぱを絞る。

  
• 4

  3の葉っぱを絞る時はコルネ先端をV字になるようにカットする。
  写真の点線を参考にしてくださいね。

  
• 5

  白のシュガーヴェールとピンクの小花などのカラー違い、クっキーのサイズ違いなど、簡単にアレンジができるのでお好みのデザインにしやすいと思います。
  シュガーヴェールは湿気に弱いので、完成したら乾燥剤と一緒に保存することをお勧めします☆