桃缶を使って手軽に作るシャルロット。ビスキュイとババロワにアールグレイの茶葉をたっぷり使っています。缶詰の桃はリキュールでマリネしておくと、風味が増して美味しくなります。フルーツなしの、シンプルバージョンで作っても美味しいです。
2日に分けて作る事もできます。1日目はビスキュイ生地を焼き、あら熱がとれたら乾燥しないように、袋に入れておきます。そして2日目にババロワを作り、組み立ててください。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・ビスキュイに使う茶葉はミルで細かくしておく。(ミルがない場合:ティーバッグの細かな茶葉をキッチンペーパーではさんで、めん棒にかけて、さらに細かくすると良いです。)
・薄力粉と細かくした茶葉を合わせてふるっておく。
・10〜12mmの丸口金を絞り袋にセットしておく。
・オーブンを180℃に余熱しておく。
・ババロワの粉ゼラチンを水にふやかしておく。
オーブンペーパーの裏に、高さ5.5cmの帯と直径15cmの円を鉛筆で書いておく。帯は全部合わせて50cmほどあればOK。
ボウルに卵黄とグラニュー糖の一部(10g)を入れ、少し白っぽくなるまでホイッパーで混ぜる。
別のボウルでメレンゲを作る。油分や水分のついていないボウルに卵白を入れ、残りのグラニュー糖(50g)を3回に分けて加えながら泡立てる。
<グラニュー糖を入れるタイミング>
1回目:泡がふわふわになったら1/3量の砂糖を加える。
2回目:泡がモコモコになったら残りの半量の砂糖を加える。
3回目:ツヤが出てきたら最後の砂糖を加え、混ざったらOK。
メレンゲの一部を卵黄の方に加え、さっと混ぜる。残りのメレンゲを加え、ゴムベラで混ぜ合わせる。完全に混ざる手前の、少しマーブルの状態でストップする。
ふるっておいた粉類の半量を加え、さっくり混ぜる。まだ粉気が残っている状態で、残りの粉を加え、粉気がなくなるまで混ぜる。混ぜすぎないように注意すること。
口金を付けた絞り袋に入れ、まず側面を絞る。5.5cmの長さの棒を絞り、横に繋がるように帯状に絞る。全部で50cmほどの長さが取れれば良い。次に、底用に直径15cmの円形を渦巻き状に絞る。粉糖をふりかけ、溶けたら再度ふりかける。180℃のオーブンで13分ほど焼く。
あら熱がとれたら、ふきんの上で裏返し、オーブンペーパーをそっと剥がす。側面用の生地の下部が真っすぐになるよう、包丁で切る。
15cmセルクルに側面用の生地をぐるっと一周はめる。底用の生地はハサミでちょうど良いサイズに切り、底にはめ込む。
小さめの鍋に牛乳を入れ火にかける。周りがフツフツしてきたら火を止め、茶葉を加えてフタをして5分ほど置いた後、ザルで濾しておく。
ボウルに卵黄、グラニュー糖を加え、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜる。①を少しずつ加え混ぜる。
クレーム・アングレーズを作る。②を鍋に入れ、弱火にかける。絶えずスパテラで混ぜ続け、トロッとするまで加熱する。(絶対に沸騰させないこと。)目安はスパテラですくい上げ、指でなぞって跡が残ればOK。ふやかしておいたゼラチンを加え混ぜる。ザルで漉しながらボウルに入れる。ボウルの底を氷水につけ、時々混ぜてトロッとした状態にする。
別のボウルに生クリームを入れ、ボウルの底を氷水に当てながら、ゆるめに泡立てる。ホイッパーを持ち上げ、ボウルをゆすっても跡が残るくらいにまで泡立てる。
③のクレーム・アングレーズに、泡立てた生クリームの一部を加え、ホイッパーで混ぜてから、残り全部と混ぜ合わせる。ババロワの出来上がり。
型にババロワを流し込み、冷蔵庫に半日以上入れて冷やし固める。(急ぐ場合は冷凍庫に3時間ほど入れると良い。)
桃はシロップを切り、リキュールをかけてマリネしておく。
桃をスライスし、飾る。ブルーベリーやレモンバームを飾り、仕上げにリボンを巻いて出来上がり。
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「紅茶と桃のシャルロット」T&Marie
© 2006 cotta Co., Ltd.
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