クリスマス向けに考えたデコレーションムースケーキです。今回はナッペや絞り出しなどのデコレーションはなしにし、かわりにムースを3層にして上面にもソースを半々でかけ、華やかさを演出。セルクルとムースフィルを合わせて作ります。一番下はココアスポンジを使っていますが、もしもスポンジを焼くのが面倒なら、こちらの商品を使っても。自分で焼く場合は、前日に焼いておくとスムーズに進みます。
ムースは下から、キャラメルムース、ラズベリーチーズムース、チョコムースとなっています。3層合わさって口の中に広がるおいしさは、最高ですよ~(´▽`*)
基本はホール仕立て用のレシピですが、ムースなど少し多めにできるものもあるので、合わせてカップ仕立てのムースも作ってみました。シーンに合わせてどちらかお選びくださいね~♪(カップの方が作りやすいです)
もちろん両方作っても!
クリスマスデコレーションケーキ特集はこちら
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・ラズベリーピューレは流水にあてるなどして解凍する。
・クリームチーズは常温に戻す。
・スポンジを焼く場合は、オーブンを160℃に予熱する。
1.セルクルの内側にムースフィルがぴったりと入るようにつなげ、下からスポンジ、ムース3種、を入れるラインにそれぞれマスキングテープを細く切って外側から印をしておく。
※上部の数ミリはソースが入る部分です。
スポンジの焼き方の流れはこちらのレシピをご覧ください。
コッタさんのスポンジを使う場合はこちら。(15cmのものしかないのでそれを使用します)
スポンジは一番下の印に合うような高さで横に切る。
※私は18cmのスポンジを3枚に切っています。
※スポンジの残りは、ラップに包んで密封できる保存袋に入れて冷凍保存できます。
スポンジに、15cmのセルクルを軽く押して丸く印を付け、包丁で切り抜く(包丁を使うのは断面をつぶさないためです)。
※15cmのコッタさんのスポンジを敷く場合は、すき間がないようにしっかりと周りをうめてください。
※くり抜いて残ったスポンジは、カップ仕立ての方に使えます。適当な長さに切ってカップの底に入れましょう。
セルクル板の上に15cmのセルクルをのせ、スポンジをすきまなく敷く。
耐熱容器にシロップ材料のグラニュー糖と水を入れ、電子レンジ600Wで30~40秒加熱して砂糖を溶かす。粗熱が取れたらリキュールを加えて混ぜ合わせる。
セルクルに入ったスポンジの上面に、5をはけでたっぷりめにうつ。
※シロップが残れば、カップに入れたスポンジにもうつ。
小鍋に牛乳を入れて弱めの中火にかけ、まわりがプツプツするまで加熱したら火を止める。キャラメルチョコを加えてしばらくおき、一部溶け始めたらヘラでゆっくりと混ぜ合わせて完全に溶かす。ツヤが出ればOK。
氷水をあてたボウルに生クリームを入れ、ハンドミキサー中速で5~6分立てにする。
粉ゼラチンに湯を入れてしっかりと溶かす。
2のクリームを氷水からいったんはずし、クリームをヘラで混ぜ合わせながら1を加え、チョコとクリームを一体化する。さらにゼラチンを加えてよく混ぜ合わせる。
3のボウルを氷水にあてながら今度は泡だて器で混ぜ合わせ、セルクル型に入れても流れ出ないくらいになったら(泡だて器の筋の跡がつくくらい)、スポンジの上の次の印部分まで手早く流し入れて上を平らにし、冷凍庫に入れて固める。残ったムースはカップに入れる。
※冷凍庫だと10~15分ほどで固まります。長く入れすぎないように注意。他ムースもすべて同じです。
ボウルにクリームチーズと砂糖を入れてハンドミキサー中速でクリーム状にし、さらにラズベリーピューレを加えて一体化するまで中速で混ぜる。ヘラでボウルのまわりをきれいにする。
氷水をあてたボウルに生クリームを入れ、ハンドミキサー中速で5~6分立てにする。粉ゼラチンに湯を入れてしっかりと溶かす。
2のクリームを氷水からいったんはずし、クリームをヘラで混ぜ合わせながら1を加えて一体化する。さらにゼラチンを加えてよく混ぜ合わせる。
3のボウルを氷水にあてながら今度は泡だて器で混ぜ合わせ、セルクル型に入れても流れ出ないくらいになったら(泡だて器の筋の跡がつくくらい)、固まったキャラメルムースの上の印部分まで手早く流し入れて上を平らにし、冷凍庫に入れて固める。残ったムースはカップに入れる。
※どのムースもカップに対しては均等に量があるわけではないので、残った量で好みの組み合わせを作るといいです。
キャラメルチョコムースとまったく同じ要領でチョコムースを作る。固まったラズベリーチーズムースの上の印部分まで手早く流し入れて上を平らにし、冷凍庫に入れて固める。残ったムースはカップに入れる。
固まったチョコムースの上に、セルクルの直径に合わせてぴったり切ったムースフィルを2~3mm差し込んで、仕切りを作る。
※カップの方もソースを半々にしたければ、同じようにカットしたムースフィルの仕切りを差し込みます。
ボウルにラズベリーピューレ、湯に溶いた粉ゼラチンを入れてよく混ぜ合わせ、
1の仕切った手前部分に流し入れる。カップがあればそちらにも入れる。
※ソース上面に小さな泡が出た場合は、チャッカマンなどの火で軽くあぶるとなくなります。
冷凍庫に入れて固める。固める目安としては、差し込んだムースフィルが難なくスッとはずれるまで(完全に冷凍されないように注意)。
小鍋に牛乳と水あめを入れて弱めの中火にかけ、水あめを溶かしながらまわりがプツプツするまで加熱したら火を止める。チョコを加えてしばらくおき、一部溶け始めたらヘラでゆっくりと混ぜ合わせる。
4の粗熱が取れたら残り上面半分に流し入れ、冷蔵庫でソースが落ち着くまで冷やす。(チョコソースを入れたら冷凍庫には入れない)
※カップの方にも入れて同じように冷蔵庫に入れます。
チョコソースの方に茶こしで純ココアをふりかけ(ラズベリーソース部にかからないよう注意)、セルクルを上に静かに引き上げる。ケーキ用のヘラなどを底に入れ、セルクル板から皿にケーキを移す。
ソースの境目にラズベリーを並べ、ミントを飾る。
好みでピックを指す。あればムースフィルにリボンを巻く。
カップのほうも同様にお好みで。
ホールケーキの方は、ムース全体がしっかりとおちついてなじむまで、冷蔵庫で3~4時間冷やすことをおすすめします。
上面からみるとこんな感じです。
リボンをはずすとこんな感じです。下にスポンジ部分があります(^-^)
充分冷やしてからカットしましょう♪
下の層が若干重みでつぶれていますがw
カップ仕立てはこんな感じでスプーンで食べられます。濃厚だけどラズベリーの酸味でくどくなりすぎず、とってもおいしいムースケーキになっています。今年のクリスマスにいかがでしょうか(^^♪
クリスマスレシピ特集に掲載中♪
数量:15cmのセルクル1台分+カップ3個分
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「3層ムースで作るクリスマスケーキ」JUNA(神田智美)
© 2006 cotta Co., Ltd.
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