パリパリの皮と、サクサクの折り重なった内層が特徴のクロワッサン。
香ばしいバターの風味も格別です。
作るときのポイントは「生地とバターをよく冷やしておく、生地とバターのかたさと温度をそろえる」こと!
そうすると生地はのばしやすく、きれいな層が出来て、サクサクの食感も生まれますよ。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
こね機に折り込み用無塩バター以外の材料を入れて8~10分こねる。ざっくりまとまればOK。
ボウルに入れてラップフィルムをかけ、27℃で約40分発酵。
一回り大きくなります。
バットに移して平たく整え、ビニール袋に入れて冷蔵庫で15~18時間発酵。
発酵後の生地。一回り大きくなりました。
台とバターに打ち粉を多めにふる。
バターは冷蔵から出したての冷たくてかたいものを用意。
バターの表と裏をめん棒でたたいて柔らかくする。バターの温度が上がって溶けないように注意。
余分な打ち粉を刷毛ではらってから、
ラップフィルムに包んで12cm四方の正方形に整え、冷蔵庫に入れて冷やします。
打ち粉をした台に生地を出し、20cm角の正方形にのばす。
四隅はめん棒を斜めにかけて角を出しています。
生地の上に折り込みバターをのせて包む。
包むバターの状態は冷たく、指の跡が軽くついてしなるようなかたさが理想的。生地はバターと同じかたさで同じ温度。生地とバターに余分な打ち粉が残っていたら刷毛ではらっておきます。
まず左右から、生地を引っ張りながら折って、中心の重なった部分を止める。
次に上下から同様に折り、生地の重なった部分をしっかり止める。生地と生地の間からバターが見えないようにピッタリと。
生地の対角線と、
上下の端をめん棒で押える。
生地全体をめん棒で押さえてから、
中央から向こう側と手前側に向かって、めん棒でのばす。これを繰り返して、幅15cm×長さ55~60cmにのばす。
四つ折りをします。余分な打ち粉を刷毛ではらってから、
向こう側から1/8くらい折る。折った生地の端に合わせて手前側の生地も折って、
表面にめん棒かける。
さらに二つ折りにする。
表面にめん棒をかけて整えます。
横から見るとこんな感じです。
この後、続けて折り込みの作業をしますが、もし生地が柔らかくなってしまったら、ビニール袋に入れて冷蔵庫または冷凍庫で30分以上休ませてください。
90度向きを変えて、上下の端と生地全体をめん棒で押さえてから、
幅15cm×長さ45cmにのばす。
三つ折りをします。向こう側から1/3を折ってめん棒をかける。
手前側からも1/3を折ってめん棒をかけて整える。
横から見るとこんな感じに。
ビニール袋で包み、冷蔵庫で60分くらい休ませる。ここでしっかり生地を休ませて冷やします。
三つ折りした方向と同じ向きにめん棒をかけて18~20cmにのばす。
90度向きを変えて45~50cmにのばす。途中、生地が柔らかくなったら、ビニール袋に入れて冷蔵庫または冷凍庫で冷やします。
片方の端を切り落として、手前側に9cm間隔で印を4か所つける。向こう側は4.5cmずらして、同じく9cm間隔で印を4か所つける。
印を結んで、ピザカッターや包丁で二等辺三角形に切り分ける。
切り分けた生地がやわらくなっていたら、バットなどに並べてビニール袋に入れ、冷蔵庫または冷凍庫で20~30分冷やす。
二等辺三角形の底辺を向こう側にして、端を少し折ってから、
手前の頂点に向かって巻く。
巻き目が左右均等になるようにするときれいな仕上がりに。
巻き終わりを下にして、シルパンまたはオーブンシートの上に並べる。
発酵をはじめてから約30分後に、250℃でオーブンの予熱スタート。
28~30℃で約60分最終発酵をとる。発酵後は2倍くらいに大きさに。
全卵大さじ2と水大さじ1を混ぜて、ぬり卵の用意をする。
表面にぬり卵を二回塗る。
220℃で約12分焼成。
cottaコラム「基本のクロワッサンレシピ、失敗しない作り方」もぜひご覧ください。
クロワッサンの作り方について詳しくお話ししています。
数量:8個
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「クロワッサン」miharu
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