小さなケーキ「プティガトー」のように仕上げた、かわいいサイズのチョコレートケーキ。
市販の生地を使用して、さらにテンパリングのいらないコーティング用のチョコレートを使用して、簡単におしゃれで美味しく仕上げました。
チョコ掛けでは、通常のように網にのせるのではなく、回転台とパレットナイフを使用して、ナッペの要領でチョコレートが薄くつくようにしています。
網に置いてチョコ掛けするなど様々試してみましたが、この方法が一番薄くきれいにチョコがつき、パリッふわっとした食感が楽しめました。
ポイントも一緒にご紹介しています。
バレンタインなどのプレゼントにもぴったりですよ。
バレンタイン おしゃれなお菓子レシピ特集はこちら
クリスマス 小さいケーキ特集はこちら
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
セルクルに高さ5cmにカットしたクッキングシートを入れ、巻いておく。
重なるくらいにしておくと、安心です。
(高さのあるセルクルがあれば、それを利用するとさらに◎)
ジェノワーズ(スポンジ生地)の上を薄く平らになるようにカットし、さらに横半分になるように2枚にカットする。
5cmのセルクルで4つ分ずつ、くり抜く。
大体の場所を軽く押して、印をつけておくとよい。
チョコレートを湯せんで溶かし、生クリームを少しずつ入れて、その都度なめらかにする。
生クリームを半分入れたら湯せんから外し、残りの生クリームを入れて、なめらかでツヤのあるガナッシュを作る。
セルクルにスポンジ生地を1枚敷く。
ガナッシュを1/4ずつになるように、入れる。
上にもう1枚のスポンジ生地をのせ、手袋もしくはラップなどを使って上から優しく押す。
冷蔵庫で1時間以上、冷やし固める。
コーティングチョコレートを湯せんで溶かしておく。
今回は、ケーキ回転台を使用。
(網のみでやるよりも、薄くチョコをまとわせることができるため)
☆写真では回転台を覆うように、ラップをかけています。
ラップは大きめにかけて、余った分を回転台の下に沿わせるように。
通常のナッペでは行いませんが、チョコ掛けのときは後片付けが楽になる点(←これが大きい)
途中でラップを付け替えると、きれいな状態で使えるという利点も。
ラップなしでも、もちろんOKです。
☆回転台がない場合などは、通常のチョコ掛けのように、網にのせてチョコ掛けしてもOK。
ケーキが小さいので、小さめのものがあると使いやすいです。
その場合は、チョコ掛けが厚くならないよう、上だけでもパレットナイフで優しく余分なチョコを落とし、網の端を持ってトントンと優しく落とし、チョコが付きすぎないようにしてください。
回転台の真ん中に冷やしておいたケーキを置き、クッキングシートをはがす。
中のガナッシュが溶けないよう、作業は1個ずつ行い、その都度冷蔵庫から出す。
1の湯せんしてあるチョコレートの入ったボウルについた湯を、キッチンペーパーなどできれいに拭き取り、ケーキの上にチョコをかける。
表面をパレットナイフで平らにし、側面にチョコを落とす。
(やや多めにかけるのがポイント)
パレットナイフは、小さめのものがあると作業しやすいです。
横に流れたチョコは、回転台を回しながらパレットナイフを固定して、手早く塗る。
(ゆっくりやってしまうと、どんどんチョコが固まって、表面がデコボコしてしまうため、2回転程度で手早く行います)
パレットナイフをケーキの下に差し込むようにして、下に落ちた余分なチョコレートをとる。
(とったチョコレートは、ボウルに戻す)
きれいなパレットナイフなどを2本利用して、クッキングシートを敷いたお皿などに移す。
この一連の作業を4個分行う。
※パレットナイフはキッチンペーパーなどで拭き取り、その都度きれいにしておくこと。
チョコレートは、すべての作業が終わるまで湯せんにかけたままにし、ケーキに掛けるときにはその都度、必ずボウルの底部分についた水分を拭き取ってから、チョコをかけるようにする。
コーティング作業が終わったら、冷蔵庫で表面が固まるまで冷やす。
チョコを冷蔵庫で冷やしている間に、ピスタチオを用意する。
170℃に予熱したオーブンにピスタチオを入れ、4分間程度ローストし、ナイフで刻んでおく。
(少し大きなものと細かいものがあるほうが、アクセントになってよい)
ホワイトチョコペンをマグカップなどを使って、湯せんで溶かしておく。
ドライストロベリーとピスタチオをそれぞれ小皿に用意しておく。
ここからは1つずつ仕上げていく。
チョコペンの先をカットして、ケーキの左半分に線を描くようにかける。
ホワイトチョコが乾かないうちに、上からドライストロベリーとピスタチオをのせる。
ケーキピックの先が入るように、ケーキの右側にナイフの先で斜めの穴をあけておく。
その部分にケーキピックをさして、安定させる。
それぞれ同じ作業を繰り返す。
チョコが乾いたら、ケーキトレーにのせて完成。
断面はこのように薄くコーティングされた外側のチョコレートがパリッと&中の生地がふんわり、ガナッシュの生チョコが濃厚で、おいしく楽しめる仕上がりです。
簡単手作り誕生日ケーキ特集に掲載中♪
数量:5cmセルクル 4個分
\SNSでシェア/
「プティチョコケーキ ~プティガトースタイル」Minami
© 2006 cotta Co., Ltd.
このレシピを作ったら、ぜひコメントを投稿してね!