ミニチュアパンクッキー

下準備

バター、卵は冷蔵庫から出したてのもので良い。

全卵生地は扱いやすく少し固めな仕上がり。卵黄生地は成形時に若干ひび割れしやすいですがサクッと仕上がります。
お好みで準備してください。
卵黄は卵1個分で約20gです。20gより少ない場合は足りない分だけ卵白を足してもOKです。

クッキー生地

• 1

  薄力粉・アーモンドパウダー・粉糖をワンボールで計量しておく(振るわなくてよい)
  バターを1.5センチ角にカットしよく冷やしておく。

  
• 2

  フードプロセッサーにボールの材料を入れ約10秒撹拌する。
  これで振るったことになります。
  (以下工程でおおよその撹拌時間を記載していますが状況により判断してください)

  
• 3

  バターを入れて約15秒撹拌する。

  
• 4

  粉チーズ状になればOK。
  状況にもよりますが20秒もかからないと思うので回し続けないように気を付けてください。モーターの熱で生地の温度が上がることがあります。

  
• 5

  卵を加え約30秒～1分撹拌する。
  生地がこのようにだいたいひとかたまりになるまで。

  
• 6

  ラップの上に生地を出して

  
• 7

  ラップをかぶせ、手のひらでまんべんなく生地をつぶします。生地をつなげるためです。
  こねるのではなくバラバラの生地がつながるようにとイメージしながら圧をかけてください。
  きちんと生地が繋がっていないと、大きなひび割れや表面がデコボコしたりと焼き上がりに影響します。

  
• 8

  スケッパーで半分にカットして再度生地をつぶす。この工程を2回繰り返す。
  合計3回生地をつなぐということになります。

  
• 9

  薄く伸ばしてラップで包み冷蔵庫で2時間～一晩休ませる。
  前日に生地を作って冷蔵庫で休ませておくと当日の作業が楽です。

  
• 10

  成形します。生地がかたくて扱いにくい場合少し室温に置きます。
  どのパンも1個約8ｇです。(プレッツェル・渦巻パンは6ｇ、フランスパンは12ｇ）
  生地がダレると成形がしづらくなるので必要な分だけ冷蔵庫から出しながらの作業をお勧めします。

  
• 11

  丸めた生地を手のひらでそっと押さえて厚みを抑える。まん丸だと大きくひび割れしやすいです。
  【メロンパン】スケッパーもしくはナイフの背でしっかりと格子状に線を入れる。

  
• 12

  クリスタルシュガーをまぶす。
  なければグラニュー糖でもいいです。
  シュガーが付きにくい場合は指先に水をつけて生地の表面を湿らせてから乗せてください。

  
• 13

  【あんぱん】メロンパン同様、厚みを抑えて黒ごまを乗せる。
  塗り卵をする場合はごまは後で乗せる。

  
• 14

  【クリームパン】楕円形になるようにさらに厚みを抑え、ナイフでⅤ字にカットを入れる。

  
• 15

  【白パン】楕円形に丸めた生地の真ん中を箸の先などでおさえる。スケッパーなどでは線が細すぎるので箸を使う方がリアルな仕上がりです。

  
• 16

  【フーガス】生地を平たくしナイフで模様をつける。

  
• 17

  【カレーパン】指先に軽く水をつけて表面を濡らしてからパン粉をまぶす。

  
• 18

  【ベーグル】7センチの棒状に伸ばし

  
• 19

  片方の端をスケッパーなどでつぶす。

  
• 20

  生地を円形して

  
• 21

  表裏をひっくり返してつぶした部分をかぶせる。

  
• 22

  【コロネ】2ｇと6ｇに分割し、それぞれ4センチの円錐形と17センチほどに細長くする。
  細長く伸ばすコツ…生地を台の上に置いて両手で真ん中から外側に向かって、手のひらでやさしく転がしながら伸ばしていく。

  
• 23

  円錐の太い方からくるくると巻いていく。

  
• 24

  巻いた生地が余ったらカットする。
  足りなければ円錐生地をカットすればよいので、できるだけやり直さずに一度で成形してください。

  
• 25

  【クロワッサン】生地を適量とりわけ2ミリの厚さに伸ばし、底辺4センチ高さ10センチの三角形にカットして

  
• 26

  太い方から巻いていく。

  
• 27

  【渦巻きパン】6ｇの生地を20センチほどに伸ばし中心からぐるぐる巻いていく。

  
• 28

  【プレッツェル】6ｇの生地を両端が少し細くなるように15センチに伸ばし

  
• 29

  このようにひねる。

  
• 30

  両端を持って手前に折りたたみプレッツェルの形に整える。

  
• 31

  【フランスパン】12ｇの生地を6センチに細長くし

  
• 32

  ナイフで3か所切り込みを入れる。
  生地が柔らかくなっていたらきれいにカットできないので一旦冷やしてからカットするとよい。

  
• 33

  成形後しっかりと冷やしてから焼成する。
  お好みで塗り卵をして170度に予熱したオーブンで13～14分。(ご家庭のオーブンによって温度・時間は調整してください。)
  卵を塗る場合、ごまやグラニュー糖のトッピングは塗った後で乗せる。

  
• 34

  つや出しのための塗り卵ですが【卵黄のみ】→【全卵】→【全卵＋牛乳】→【牛乳のみ】の順に焼き色が薄くなります。それぞれのパンを自分流に仕上げてみてくださいね。
  白パンは何も塗らずに焼いて仕上げに粉糖をかけるとよりリアルに。
  コロネは溶かしチョコを、渦巻きパンはホワイトチョコで仕上げました。

  
• 35

  クッキー生地はとても繊細です。何度も成形し直したりすると生地が傷みます。
  何度も捏ねた生地を使うととても硬いクッキーになってしまいます。
  仕上がりや味に影響が出てきますので、やり直しは最小限に抑えるように頑張ってくださいね！
  その為には面倒がらずに生地がダレてきたらその都度よく冷やしながら作ること。
  慣れていない方は少量ずつ室温に戻しながらの作業が良いですね。
  成形後も再度しっかりと冷やしてから焼く方が形がくっきりときれいに残ります。

• 36

  飾って眺めてるだけでも楽しいです♪♪

  
• 37

  クッキー缶にしてプレゼントしても喜ばれますね♪♪

  
• 38

  ※フードプロセッサーがない場合の生地の作り方
  バター・卵は常温に戻す。
  バターと粉糖を泡立て器ですりまぜ、卵を少量ずつ加えてさらに混ぜる。
  ヘラに持ち替え振るった粉類を切り混ぜ粉っぽさがなくなりひとかたまりになったら作り方6へ。
  その後の作り方は同じです。

• 39

  cottaコラム「見ても食べても楽しめる ミニチュアパンクッキーのレシピ」もぜひご覧ください。
  かわいいミニチュアパンクッキーの作り方についてお話ししています。