国産小麦を使った、もっちりとしたあんこ入りのちぎりパンです。
ふわふわだけどどっしりもしていて、和菓子のような感覚で楽しめます♪
生地には抹茶をたっぷりと入れましたが、抹茶は最初から入れてしまうとイーストの発酵をにぶらせるので、後半で入れるようにします。
濃いめの抹茶風味の生地とあんこがよく合いますよ~
抹茶の量は粉に対して5%の15gにしてありますが、3~5%の間でお好みに調節してください。
パン生地は甘すぎない配合にしてあるので、くどくならずに食べられます。
焼きたては最高においしいです!!
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・バターは、室温に戻しておく。
・型にクッキングシートを敷いておく。
<抹茶ペーストを作る>
抹茶パウダーに水を少しずつ加え、スプーンで練るようにする。
粉気がなくなれば、OK。
※抹茶を減らす場合は、水分もそれに合わせて少し減らしてください。
<パン生地を作る>
ボウルにAを入れ、ドレッジで全体を混ぜ合わせる。
2にはちみつ・水を加えて再びドレッジで合わせ、粉っぽさがなくなったら、手でひとまとまりになるまでボウルの中で軽くこねる。
3を作業台にあけて、写真の状態くらいになるまで、手ごねする。
※ほぼべたつかない生地なので、縦にのばしてこねる必要はありません。
手元で転がすように、力を入れてこねていきます。
4の生地を楕円に広げ、やわらかくしておいたバター・1の抹茶ペーストをのせて、包む込むようにする。
今度は、縦に生地をのばすようにしてこねながら、抹茶とバターを均一に生地に広げていく。
抹茶が全体に広がってきたら、手元で転がすように再びこねて、色が均一になるようにする。
表面がつるんとしてきたら、生地を下に引くようにして丸める。
※叩きごねは、ほぼ必要ありません。
6の下に集まった生地のとじ目を指でしっかりと閉じ、ボウルに入れてラップで覆う。
30℃で40分間ほど一次発酵させる。
(電子レンジの発酵機能使用)
※時間は目安です。
フィンガーテスト(人差し指に強力粉を付けて中央を押す)をして、生地の戻りがなければ、発酵終了。
一次発酵をしている間に、あんこを15gずつラップに取り、ラップの上からくるっと丸めておく。
9個作る。
一次発酵が終わった8の生地全体をグーの手で軽くつぶしてガス抜きし、総量を計ってから9等分する。
それぞれ生地を下に引くようにして丸め、下に集まった生地のとじ目を指でしっかりと閉じる。
※すべての生地が乾燥しないよう、ぬれ布巾などを都度かぶせながら作業する。
パンマット→ぬれ布巾→ラップをかぶせ、15分間ほど生地を休ませる。
(ベンチタイム)
生地のとじ目を上にしておき、軽く全体をたたいてガスを抜き、中央を厚めにとって手で丸く広げる。
中央に、あんこをのせる。
まわりの生地を引っ張り上げて、とじ目をしっかりと指で閉じる。
※最初は十字の位置で生地を引っ張り上げて中央でとめ、次は矢印の方向に引っ張り上げて生地をとめて、あんこを包みます。
とじ目を下にして、作業台の上で回転させるようにして形を整え、型に入れていく。
パンマット→ぬれ布巾→ラップをかぶせ、30℃で30分間ほど二次発酵させる。
(電子レンジの発酵機能使用)
30分経ったらレンジから取り出し、オーブンを170℃に予熱開始する。
その間、引き続き室温で二次発酵を続ける。
型のすき間がだいたい埋まり、9分目ほどの高さまでくれば、発酵完了。
表面に薄く溶き卵を塗り、それぞれの中央に白ごまを散らして、170℃のオーブンで20分間ほど焼く。
桜の花びらは、塩をしっかりと洗い流し、1個ずつ水気をキッチンペーパーで確実に吸い取ってざるなどに入れ、焼いているオーブンの上に置いておく。
※パンの上にのせて焼きたい場合は、16の段階で上にのせます。
(その場合、焼き色がつきます)
焼き上がったら、クッキングシートを持ち上げて型から出し、ケーキクーラーにのせて冷ます。
桜の花びらをのせたら、完成。
こんな感じに焼き上がりました♪
表面には、うっすらと焼き色が。
ちぎってみると、中はとっても鮮やかな緑色です。
パン生地は、とってももっちりしてますよ~
そしてあんこは、こんな感じで入っています。
春のパンとして、よかったらお楽しみください。
数量:スクエア型(18×18cm) 1台分
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「濃厚抹茶のちぎりあんパン」JUNA(神田智美)
© 2006 cotta Co., Ltd.
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