フランスの伝統的菓子、フォレノワール(黒い森の意味)。
フォレノワールを特徴づける、
①さくらんぼのお酒、キルシュ
②白い生クリーム
③黒い森に見立てた削ったチョコ飾り
④チョコ風味の生地
をカヌレに仕立てました。
ラム酒とバニラが定番ですが、キルシュも一味違って美味しいですよ。
※卵黄1つ分で作成しており、小さめの型で作っています。
一般的な6個取カヌレ天板で焼く場合は、1.5倍量で作成し、10分程度焼き時間を長くしてください。
※伝統的なフォレノワールに近いのはグリオットのキルシュ漬の缶詰ですが、手に入りやすいさくらんぼのシロップ漬けを使っています。
旬ならフレッシュでもとっても可愛いです。
※プリンと真逆で中に す が入るとふんわりした口当たりになります。最初は高温で焼き、早く沸騰させるのがポイントです。
【所要時間目安:60分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
・薄力粉はふるう
・卵黄と卵白は合わせて溶きほぐしておく
薄力粉、ココアパウダー、グラニュー糖を混ぜ合わせておく。
牛乳、無塩バターを小鍋に入れて中火にかけ沸騰直前までヘラで混ぜながら温める。
チョコを別ボウルに入れ、大さじ1程度の温めた牛乳液を入れ、完全に溶かして乳化させ、残りの牛乳も少しずつ加える
全量加えたら、60度程度まで冷ます
牛乳液を粉類にを半量ほど入れて、ホイッパーで中心から軽く混ぜる。
※後でこすので小さなダマには神経質にならなくて大丈夫です。それよりも混ぜ過ぎに注意してください。
残りの牛乳液を加えてホイッパーで軽く混ぜる
合わせておいた卵黄、卵白とキルシュを加えて軽く混ぜ
シノワで濾す
密着ラップをして冷蔵庫で1〜2日寝かせる。
※大体300mlくらいできます
※寝かせる時間は最低12時間(生地を落ち着かせるため)、最大48時間(菌の繁殖を防ぐため)です
<焼成前の準備>
・型にはけで分量外のバターを塗っておく
※塊が残ると焼いた後バターの跡が残ります。できるだけ均一に塗りましょう。
・オーブンは230度に予熱する
・生地は冷蔵庫から室温に出して20度以上にする
※急ぐ場合は湯煎で少し温めても大丈夫です。熱すぎると固まるので湯煎の温度は50度程度までにしてください。
生地の底の方が濃度が高くなっているので、ヘラで混ぜて均一にし、再度濾してから型に等分に注ぐ。
230度で10分、190度に下げて40分焼く。
焼成中一旦膨らんだ生地が下がってしっかり焼き色がつき、最初入れた程度の高さになっていたら焼き上がりなので、焼き不足であれば10分ずつ様子を見ながら追加して焼く。
※ご家庭のオーブンに合わせて、焦げそうであればアルミホイルで蓋をし、焼きむらが出る場合は途中で天板を反転させてください。
※ガスオーブンで焼成しています
焼けたらミトンをつけてすぐに型から外し、ケーキクーラーの上で完全に冷ます。
・生クリームが詰めやすいように菜箸などで上部から穴を開ける
・絞り袋に口金をセットしておく
氷水に当てたボウルに生クリームとグラニュー糖を入れてハンドミキサーの中速で泡立て、少しとろみがついたところでキルシュを加え、8分立てに泡立てる
※ホイッパーですくうとツノが立ち、ゆるくお辞儀するくらい
絞り袋に生クリームを入れ、カヌレの上部の穴に深めに差し込んでクリームを詰め、上部にもこんもり絞る
チョコレートコポーとさくらんぼを飾る。
※コポーがない場合は板チョコをナイフやクッキーの丸い抜き型の角をで削って作ることができます。チョコが冷たいままだと上手にできないので、必ず常温に戻して削ってください。
数量:φ47×H39mm 容量 45ml のカヌレ型 7個分(合計300ml弱の生地ができます)
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「カヌレ・ド・フォレ・ノワール 〜 さくらんぼのチョコカヌレ」Michiru
© 2006 cotta Co., Ltd.
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