春の訪れを祝って子どもたちがエッグハントを楽しむ、新生とパステルカラーのイメージのイースター。
持っているクッキー型を使って工夫して、素朴で可愛いらしいアイシングクッキーを作りました。
【所要時間目安:40分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
アイシング用はマーガリンクッキー生地にする理由は2つ。
①スタンプクッキーはバタークッキー生地でないと綺麗に模様が出にくいですが、アイシングクッキーはクッキー自体に模様をつけなくて良いので、プレゼント用に大量生産する際のバター節約のため。
②バタークッキーはせっかく使ったバターの風味が飛んでしまいやすいので粗熱が取れたらすぐに密閉容器保管を心がけますが、アイシングクッキーはアイシングを施したり乾燥させる時にどうしても密閉できず外気に触れる時間が多くなりバタークッキーの風味が飛んでしまいやすいのに対して、特にバター風味と表記のあるマーガリンは香料でバター風味を出しているのか風味が消えにくいので、マーガリンクッキーの方が美味しく感じられるため。
型抜きしやすいよう粉多めですが、マーガリン生地は柔らかくなりやすくこまめによく冷やす必要があるので通常のバタークッキーにアイシングしても構いません。複雑な形を抜いたりスタンプ模様をつけたい場合はバタークッキー生地の方が良いです。
マーガリンと粉糖をゴムベラですり混ぜ、とき卵を数回にわけて加え混ぜる。
グラニュー糖でも大丈夫でしたがクッキーの表面がでこぼこしやすいので粉糖で。アイシングをマットに塗るなら少し茶色ぽくなっても良いのできび砂糖でも良いですが、クッキー生地を一部見せる場合やグレーズアイシングはクッキー生地の色の影響を受けるので粉糖で。
ハンドミキサーで混ぜても良いですが、マーガリンをあまりホイップしてしまうとクッキーを焼いた時にふくらむ感じがしたのでヘラで混ぜています。
薄力粉をふるい入れて混ぜる。
粉の分量が多いレシピなので、初めなかなかまとまらないですがだんだんまとまってきます。
まとまったら2分割してラップで包み1時間以上冷蔵で休ませる。
マーガリン生地ですぐ柔らかくなってしまうので、ラップに包んだ半量ずつをラップに挟んで3ミリにのばしてバットにのせ、型抜きしやすい固さになるまでしばらく(数分~20分)冷凍。クッキー型を押して外れたら抜いても良いが、押してから再度しばらく冷凍して抜く。
簡単な型抜きだけならここまでしっかり冷やさなくても抜けますが、ここまでしっかり冷やして生地にも型にも打ち粉(分量外の強力粉)をしながらやればマーガリン生地ですがスタンプクッキーまで型抜きできます。
★卵はシンプルな形なので牛乳パックなどで形を作って抜いたり、マロン型で抜いてとんがった部分を再度マロン型で片側がすぼんだ卵形になるように抜きました。
★蝶々はダイソーで売っていたこちらのはちわれネコ用の型を活用して。
リボン形などでも応用できそうです。
ネコの耳側を下にして抜いて、
ネコの顔の下部分を使って切り込みを入れて、6×4cm程のシンプルな蝶々の形に抜けました。蝶々、バタフライの型がなくこちらの型をお持ちなら試してみて下さい。
★ひよこ
貝印やパール金属販売の長年定番のこちらのクッキー型セット。表記はスター、ツリー、フラワー、ハート、トリA、トリB。手裏剣かと思ったのはフラワーでした(笑)トリAはアヒルで、トリBはウグイスでしょうか。
このトリAの背中を少し丸めてひよこに活用しました。足部分を作ってくっつけたらよりひよこらしくなるかも。
焼成前にも冷蔵なら15分程、冷凍なら数分冷やしておき、170℃13分ほど焼成。
まわりがほんのり色づけば焼けています。一度に沢山焼くと通常より時間がかかったり、連続して焼くとオーブン内の温度が表示以上に上がってる事もあり、まだ焼けていないと思ってもすぐに焦げてしまったりするので延長しても1分くらいのつもりで様子をよく見て下さい。
粗熱がとれたら密閉容器に入れておく。
粉糖と乾燥卵白をボウルにふるって水を入れて混ぜ、ハンドミキサーの高速で艶が出て角がおじきするくらいまで数分混ぜてアイシングを作り、ヘラでまとめて密閉容器に入れて冷蔵しておく。
OPPシートなどでコルネを作っておく。作りたい色ごとにアイシングにジェルカラーや水でといた食紅などで色づけ。硬くしたければ粉糖、ゆるくしたければ水を加えてパレットナイフなどで円を描くように練って、ライン用なら角がゆっくり曲がるくらい、塗りつぶし用ならたらした跡が3~5秒で消えるくらいに調整。用途により好みの色や固さになったらコルネにつめて乾燥しないよう密閉容器に入れておく。
私はまさにこの工程が苦手で、同じアイシングから作るのに、こんなに絞りやすかったらアイシングクッキー作り楽しいなって上出来から何故?ってほど絞りにくい不出来なものまで毎回全くクオリティの違うアイシングができるのですが、柔らかさや練り具合などこればかりは感覚で慣れていくしかないようです。少なくとも1つのコルネに大量に入れすぎたり、一度に沢山作っておくと乾燥して使いにくくなるので、今回使うデザインに合わせて先に使いたい色や順番をよく考えておいて数色ごとに作っては使いを繰り返すようにすると失敗しにくくなりました。
今回は食紅の黄色、赤でピンク色、青と少し赤を混ぜて淡いパープルを作って、イースターエッグの模様や動物のラインは白で。動物の顔など黒で描く場合は竹炭を混ぜて色づけして下さい。
プレゼントで大量生産する時は乾燥も早く済むし簡単なのでラインだけアイシングします。
イースターなのでミッフィーのワックスシートを使って、
見せるシンプルクッキーラッピングでラッピング。
チョコペンでデコレーションしても可愛いです。
数量:天板約2~3枚分
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「新生の季節を祝う☆イースターアイシングクッキー」beans
© 2006 cotta Co., Ltd.
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