手作りお菓子の定番「パウンドケーキ」は、材料はシンプルですが奥が深いお菓子。同じ材料・分量でも、作り方を変えるだけで食感はもちろん風味も変わります。
今回は、しっとりとした食感と口どけの良さが特徴のシュガーバッター法をご紹介。バター、砂糖、卵、薄力粉を同量ずつ、計量以外はワンボウルで作れます。
ベーキングパウダーなしでも膨らみ良し◎
苦手じゃなければラム酒はぜひお試しあれ♪
【所要時間目安:20分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
バターと卵を常温にしておく。
寒い季節にバターの温度がなかなか上がらない場合や急ぐ場合は、300Wのレンジで10秒ずつ加熱すると良い。(決して溶かしバターにはしないこと)
型に敷き紙をセットする。
全ての材料を計量して準備する。薄力粉はふるい、卵は溶き卵にしておく。
オーブンを160度に余熱開始。
バターを泡だて器で混ぜ、かたまりの無いなめらかな状態にする。泡だて器を持ち上げたときに、ピンと小さい角が立つ状態が良い。
砂糖を3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
分量の薄力粉から大さじ1だけ取って加え、よく混ぜる。
※卵を加えたときに分離しにくくする効果があります。
卵を大さじ1ずつ加え、その都度よく混ぜる。
混ぜ始め。
混ぜ途中。
混ぜ終わり。
※一度にたくさん入れたり、混ぜ切っていないところに次を入れると分離する可能性が高くなります。混ぜている卵の存在が完全になくなってから次の卵を加えるのが成功のポイントです。
ラム酒を加えてよく混ぜる。
薄力粉の1/3量を加え、泡だて器でしっかり混ぜる。
混ぜ過ぎを恐れなくてもOK。
写真の様に、粉気がなくなったところでやめる。
泡だて器からゴムベラに持ち替え、残りの薄力粉を全て加える。
練ったり混ぜたりせず、全体をさっくりと切り混ぜる。
写真の様に粉気がなくなり、生地にツヤがでてきたら生地の完成。
敷き紙を敷いたパウンド型に流し入れ、ゴムベラで真ん中に線を入れておく。
※焼成中の取り出しや切り込みを入れる作業がいりません。
180度に加熱していたオーブンを160度に下げ、40分程焼く。竹串を刺して何もついてこなければOK。
型ごと10cm程の高さから落として型から出し、粗熱が取れたらラップに包んで1日寝かせたら完成。
※夏場や湿気が多い時期は冷蔵庫推奨です。
数量:17cmパウンド型 1台分
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「基本のパウンドケーキ(シュガーバッター法)」cotta基本レシピ大百科
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