マスカルポーネは、定番のティラミスのほか、苺など酸味のあるフルーツとも好相性ですが、ここでは趣きをかえてマロンクリームと合わせました。
シャルロットなどのアントルメに仕立てることや夏場の持ち運びを考えて、ゼラチンを配合してありますが、ヴェリーヌ(グラス)、大きな器で作るなら、ゼラチン+牛乳の行程(5)を省いても。よりとろりとしたものになります。通常のマスカルポーネ1パック(250g)を使い切るレシピです。多めに作り冷凍しておくと便利です。半解凍状態でいただくのもお勧めです。
市販のサボイヤルディ(伊)、ブドワ(仏)と呼ばれるグラニュー糖をまぶして乾燥焼きしたビスキュイを使うと手軽ですが、手作りにする場合はレシピID: 00006503ご参照ください。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
シロップを作る。濃く入れたコーヒー(濃い目のインスタントコーヒーでも)にグラニュー糖を加え電子レンジにかけて沸騰させ、冷ましてからアルコールを加えて混ぜる。
使う型、容器にあわせてビスキュイ(またはジェノワーズ)を準備する。通常、底より、ビスキュイ/クリーム/ビスキュイ/クリームの順で重ねる。
マスカルポーネ・マロンクリームを作る。
マスカルポーネをゴムべらで柔らかく練っておく。冷蔵庫から出し立てで固い場合は軽く電子レンジにかけて緩めるとよい。
別の容器にマロンクリームを入れ、卵黄をいれてかき混ぜる。
予め水でふやかしておいた板ゼラチンに熱した牛乳をかけて溶かし、4に加えて滑らかに混ぜ合わせる。
5のゼラチン入りマロンクリームを3のマスカルポーネに加えてよく混ぜ合わせる。
6に泡立てた生クリーム(緩すぎないよう注意)を加える。
卵白にグラニュー糖を入れてメレンゲを作る。しっかりと立ったら塩微量を加えてメレンゲをしめ、7に加えてゴムベラを使って丁寧に混ぜ合わせる<マロンのマスカルポーネクリーム>。
ティラミスに仕立てる。
底のビスキュイに1のシロップをたっぷりとしみこませ、8のクリームを重ねる。さらにビスキュイ、残りのクリームの順に重ねて冷凍庫で3時間以上、冷蔵庫でなら6時間以上冷やし固める。
冷凍したものは3〜4時間前(冬場はさらに早めに)に冷蔵庫に移し、供する直前にココアをふるなどしてデコレーションをする。
数量:直径21センチの深い器
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「マロンクリームのティラミス」parismidori
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